「怪しすぎて草」 乳首をせびる杉元の交渉が下手すぎる!?/ヤングジャンプ16号『ゴールデンカムイ』

マンガ

公開日:2020/3/25

『週刊ヤングジャンプ』16号(集英社)

 2020年3月19日(木)に発売された『週刊ヤングジャンプ』16号。『ゴールデンカムイ』第233話では交渉が下手すぎる杉元佐一に対し、読者から「もっとほかに言い方あっただろwww」などのツッコみが相次いでいる。

 隠された埋蔵金のヒントを得るため、杉元、アシリパ(リは小文字)、白石由竹は“飴売り”の男を探していた。アイヌの集落で集めた情報を頼りに、3人は歌志内の町で聞き込みをおこなう。

 “酒売り”や“パン売り”などの商人たちが町を練り歩く中、一角で飴を売っている男を発見した杉元たち。埋蔵金の在処を示す“刺青”を確認する必要があるため、杉元は飴を買う見返りとして服を脱いでもらうよう男に頼む。

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 当然不審に思う男は理由を問うが、「なんでって見てえからさ どんな乳首してんのかなって」と杉元。どうやら“飴売り”というだけで男に刺青があると怪しんでいるらしく、一歩も引くようすがない。飴代とは別に“無料”で乳首を見せることに抵抗がある男は、杉元に「俺の乳首はそんなに安かねえよ!!」と叫ぶ。隣で一部始終を見ていたアシリパだが、なんとも言えない瞳で飴売りの男を見つめていた。

 結局追い返されてしまい何も情報が得られなかった杉元に、ネット上からは「たずね方と表情が怪しすぎて草」「杉元の聞き方もおかしいけど、飴売りのおっさんも十分おかしいよな」「アシリパちゃんの複雑そうな表情見て吹いた」といった声が上がっている。

 町内でひと騒動を起こすも、引き続き歌志内で飴売りの男を探す3人。白石が少年から教えてもらった情報を元に、刺青が入っていると思われる飴売りの男を見つけ出す。その男は前話で登場した、“布のようなもの”で顔を隠す怪しげな男だった。

 杉元と白石が刺青のことを問い詰めると、顔にかかった“何か”をめくり始めた男。顔面は刺青で覆われていたものの、杉元たちの探していたデザインとは全く違う。「無駄骨だったぜ」と彼を逃がす杉元だったが、去っていく男は「金塊は絶対に見つけられないよ~」と発言する…。

 ますます謎が深まった“飴売りの男”は、金塊についてどこまで知っているのだろうか――。

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『ゴールデンカムイ』21巻(野田サトル/集英社)