「こんな残酷な復活ある?」ジャンプ43号『チェンソーマン』、レゼやクァンシが再登場した理由とは

マンガ

公開日:2020/9/29

週刊少年ジャンプ
『週刊少年ジャンプ』43号(集英社)

 2020年9月28日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』43号では、『チェンソーマン』第86話が掲載。過去に倒されたキャラクターが再登場するのだが、読者からは「こんな残酷な復活ある?」といった声が上がっていた。

 第86話のサブタイトルは「デートチェンソー」。チェンソーマンは元公安対魔特異課のコベニを無理やり連れ、一緒にソフトクリームを食べるなど“デート”を満喫する。

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 しかしデートの途中、屋上で1人佇むチェンソーマンの前へマキマが登場。さらに他にも7人の人物が、マキマの「出ておいで」という声に合わせて姿を現す。その中には以前デンジが倒した“刀の悪魔”サムライソードや死んだはずの“爆弾の悪魔”レゼ、さらには弓をモチーフにした悪魔・クァンシの姿があった。

 印象深いキャラクターの再登場に喜びの声も上がっていたが、一方読者からは「これもマキマが『より良い世界』を作るための犠牲なんだろうな」「レゼやクァンシがチェンソーマンに食べられるために復活させられたって考えると悲しい」といった声も。

 チェンソーマンは、「食べた悪魔の名前の概念をこの世から消す」という特殊な能力を持った存在。そのため読者は“死や戦争のないより良い世界を作りたい”マキマが刀や爆弾の概念を消すために、レゼたちをチェンソーマンに食べさせようとしているのではないかと考えたようだ。

 さらにネット上では「これは銃の悪魔であるアキの再登場フラグでは…?」という声も。次々と変化する最悪の状況は、いったいどこにたどり着くのだろう。

チェンソーマン
『チェンソーマン』8巻(藤本タツキ/集英社)