予想もつかない衝撃のラストが待ち受ける! 大人気「冬」シリーズの第3弾『その冬、君を許すために』に期待の声

文芸・カルチャー

公開日:2021/1/3

その冬、君を許すために
『その冬、君を許すために』(いぬじゅん/ポプラ社)

 ライト文芸ファンから圧倒的な支持を得ている“いぬじゅん”の「冬」シリーズに、待望の最新刊が登場。2021年1月4日(月)に、めくるめくどんでん返しを描いた長編『その冬、君を許すために』が発売される。

 「冬」シリーズは、2019年2月の第一弾『この冬、いなくなる君へ』から刊行がスタート。いずれも冬を題材としつつ、読者に衝撃を与えるどんでん返しや“泣ける”展開が描かれている。シリーズ累計発行部数は17万部を突破しており、ますます人気に拍車がかかっているようだ。

 第1作目の『この冬、いなくなる君へ』は、文具会社で働く24歳の女性・井久田菜摘を主人公とする物語。仕事もプライベートも上手くいかず、無気力に過ごしていた菜摘は、ある夜火事に巻き込まれてしまう。はっと気づくと、篤生と名乗る謎の男から「この冬、君は死ぬ」と告げられて――。

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 予想もつかない展開が繰り広げられる物語に、ネット上では「思わず泣いてしまった。身近な人の死と向き合うこと、これほど難しいことはない」「想像を超えてくる内容で、泣いてしまった。多分、何回も読み直すと思います」「冬にだけ訪れる助言と奇跡。すべてを読み終えたときに全部繋がって、感動しました」「最初の数ページ読んだ段階で『これ私の好きなお話だ』と感じ、そこからはページをめくる手が止まりませんでした」と絶賛の声が相次いでいた。

 新たに発売される『その冬、君を許すために』はシリーズの第3弾にあたり、“許しと愛”をテーマとした作品に。物語は、「物書き人」として文章を発表している冬野咲良の語りから始まる。ある日、誰かに追われている気がしてカフェにいた男性・鈴木春哉に声をかける咲良。運命の出会いを果たした2人は、徐々に関係を深めていく。しかし春哉はかつて交通事故に遭い、一部の記憶を失くしているという。物語の終盤では、衝撃的な事実が明かされることに…。

 前評判の高さから、『その冬、君を許すために』は異例の発売前重版が決定。「冬」シリーズのファンからも「最近『この冬、いなくなる君へ』を読んで感動していたのでとても楽しみです!!」「表紙素敵だし、タイトルでもう泣ける」「題名から分かる切なさとあたたかさが好きです…楽しみにしてます」と期待の声が飛び交っている。

 身も心も冷えきってしまうような季節はまだまだ続く。この冬、感動のフィクションを読んで、熱い涙を流してみてはいかがだろう?