メタバース・VRから木製パズルまで ものづくり好きが集う「NT函館 2025」開催

株式会社函館ラボラトリ

更新日:2025/5/1

道南ITコミュニティ「はこだてIKA」(代表・中村拓也)は函館市の共催を得て、2025年5月5日 (月・祝)に函館市地域交流まちづくりセンター(北海道函館市末広町4-19)にて、「NT函館 2025 」(以下、NT函館)を開催いたします。

NT函館は北海道南部のIT・技術・手芸好きを中心とした、ものづくり好きが「なんかつくってみ
た」作品を集めた展示・体験型イベントです。小さなお子さんから大人の方まで無料で見学でき、展
示作品の作り手とも自由に交流できます。2024年春に開催された第1回イベントでは、出展者33
組(道内25組、道外8組)、来場者450名を集めました。
今回は地元函館の小・中・高校生や還暦を超えた参加者たちが自作の作品を携え、56組が出展
します。

当日は、チームごとに工夫を凝らした機械馬を競争させるロボットレース「函館機械競馬」を実
施。M5Stackの企業ブースには、中国の深圳よりCEOのジミー・ライ氏が来日予定です。
それ以外にも、道南の食材を多く使った「はこだてマジックアワー商店街」のお弁当販売、株式会
社トラムワークスやウエノヤマ技巧などの企業出展、“光る五稜郭”で北の方角がわかるプログラム
を作るワークショップなども開催します。詳しい展示内容やスケジュールは、公式Webサイト(
https://0138design.wixstudio.com/nthakodate )にてまとめて確認できます。

イベントを主催する「はこだてIKA」は、自分たちが仕事や趣味でIoTや電子工作といった技術的
な活動を行う中、北海道内でものづくりをする人や団体の存在を知ってほしい、交流が生まれてほ
しい、そんな思いを抱き「NT函館 2024」を開催しました。前回のイベントでは地元中学生3名、高
校生1名が作品展示を行うなど、年齢や立場を超えた交流が盛り上がりました。

IT・ものづくり産業、人材育成の振興を重要と考える函館市からは、「ものづくりを楽しむ」という
新しい視点にも共感いただき、今年度も共催をいただいています。

5月初旬は函館では花見の季節、桜の美しいシーズンです。近くには花見の名所・函館公園もあ
り、散歩ついでに気軽にご来訪いただければと思います。

NT函館 2025 開催要項
日時:2025年5月5日(月・祝) 10:00~16:00
場所:函館市地域交流まちづくりセンター(北海道函館市末広町4-19)
入場料:無料
https://0138design.wixstudio.com/nthakodate 

主催:道南ITコミュニティ「はこだてIKA」
共催:函館市、函館市地域交流まちづくりセンター、はこだてマジックアワー商店街
後援:Code for Hakodate、PCN函館、U-16プログラミングコンテスト函館大会実行委員会
サポーター:株式会社アクロクレイン、株式会社アルティスタ、デジタル・インフォメーション・テクノロ
ジー株式会社、north code、株式会社函館ラボラトリ、株式会社ミュートネット、株式会社ワイズ、
レイ・フロンティア株式会社、公益財団法人 函館地域産業振興財団、小林商店、ProtoPedia、も
のづくり系お茶会

●展示と同時開催するイベント
・光る五稜郭や環境測定ユニット「お天気CUBE」を使った、NPO法人nextdayによるワーク
ショップ(事前申込制)
・持ち寄ったミニ四駆で走行できる「ミニ四駆コーナー」
・馬を模したロボットを走らせる「函館機械競馬」(事前申込制)
・初心者でも気軽に自分の作品を見せながら交流できる「出展体験ポジティブース」
・「はこだてマジックアワー商店街」の出店
・株式会社トラムワークスやウエノヤマ技巧などの企業出展

●「NT函館」とは?
2024年に第1回が開催された、技術系ものづくりイベント。「NT+開催地」というイベントは札
幌、東京、名古屋、金沢、京都など全国各地で開催されており、在野の技術者・ものづくりが好きな
人たちの展示の場として、また交流の場として親しまれています。

●函館市経済部工業振興課 緋田主査よりのコメント
昨年に続き2回目の開催、おめでとうございます。
普段の業務では「未来のIT(デジタル)人材育成」をテーマとして、子どもがAIやIT、IoTといった
技術にどうやったら興味関心を持ってもらえるかを考え、いろいろな方に協力いただきながら、事
業を展開していますが、実は、その事業のアイディアの根底にあるのは、過去の私自身がやりた
かったことだったりします。
歳を重ねると、つい会話の中で「あのとき」とか「あと〇〇年若かったら」などと言ってしまいます
が、休みの日に、家でものをつくりはじめると(簡単な工作やブロックなど)、心は「あのとき」へタイ
ムスリップします。
成功失敗は関係ない。あのとき作れなかったものを想像しながら、今の知識でチャレンジしてみ
る。1つでも工夫することができれば、あのとき感じることができなかった上達の実感を、いま味わう
ことができる。
NT函館は、子どもだけでなく「あのとき」に戻った大人がたくさんいます。今だからこそできる工
夫がたくさんあります。1つでも多くの工夫を感じ取っていただき、本気になった大人の電子工作
も、ぜひお楽しみください。

●お問い合わせ先・取材ご希望の方へ
道南ITコミュニティ「はこだてIKA」 お世話係:和田、中村
tp.hakodate@gmail.com / TEL: 070-2679-1920 (SMS利用可)
WEBサイトにある写真は自由にお使いいただけます。
高解像度の写真、昨年度の開催データなどのご用意があります。
事前取材、当日取材ともに対応が可能です。お気軽にご連絡ください。