夭折の天才・華倫変の原画展が開催決定!『完本 カリクラ 華倫変倶楽部』発売記念
株式会社 太田出版
公開日:2025/5/2
魚豊、TaiTan、梨、にゃるらが推薦!
(株)太田出版は、華倫変による『カリクラ 華倫変倶楽部』上・下巻を合本、単行本未収録カラー原稿&ラフイラストを初収録した『完本 カリクラ 華倫変倶楽部』を5月27日(火)に発売。これを記念した原画展が、5月23日(金)~25日(日)に開催決定となりました!
また、本書のカバーデザインと魚豊(漫画家)、TaiTan(ラッパー)、梨(ホラー作家)、にゃるら(作家)による推薦コメントも発表されています。
新たに発見された原画も展示華倫変 原画展では『カリクラ』の直筆原稿を展示するほか、貴重なネームやラフイラストも公開予定。
今回新たに発見された「赤い鎖骨」「AV」「究極タイガー ボンバーナイツ」等、2023年に行われた原画展では展示されなかった原画も公開します。
会場ではオリジナルグッズも販売予定。『完本 カリクラ 華倫変倶楽部』も先行販売します!(グッズの内容は追って発表)
★『完本 カリクラ 華倫変倶楽部』刊行記念 華倫変 原画展
会期:2025年5月23日(金)~25日(日)
5月23日(金)14:00~19:00(最終入場18:30)
5月24日(土)11:00~19:00(最終入場18:30)
5月25日(日)11:00~17:00(最終入場16:30)
会場:UPSTAIRS GALLERY
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-18-6 SPビル2F
代官山駅 東急東横線(北口または中央口)より徒歩約3分
入場料:1,000円(特典ポストカード付)
注意書き:
・来場者特典は数量限定ですが、比較的多めにご用意しております。慌てずにご来場下さい。
・混雑の場合は整理券を配布する場合がございます。
・再入場は不可とさせていただきます。
・ギャラリー前での座り込みなど、近隣の迷惑とならないようご配慮をお願いします。
・会場内での飲食はご遠慮ください。
・会場にエレベーター・エスカレーター、お手洗いはございません。大変ご迷惑をおかけします。
・そのほかスタッフの指示に従わない場合は、やむを得ず観覧をご遠慮いただく場合がございます。
協力:劇画狼
©KARINPEN/OHTA PUBLISHING COMPANY
魚豊(漫画家)、TaiTan(ラッパー)、梨(ホラー作家)、にゃるら(作家)が推薦!『完本 カリクラ 華倫変倶楽部』のカバーデザイン、ならびに推薦コメントも公開。本書は『カリクラ 華倫変倶楽部』上・下巻(太田出版刊、2002年)を合本、さらに単行本未収録のカラー原稿&ラフイラストが初収録されます。500ページにわたる大ボリュームな1冊! 2025年5月27日(火)より全国書店で発売開始。
★推薦コメント
露悪になりきれない感じとか、諦めに潜伏した期待とか、
不条理のフリした単にただ面白い会話とか、
90年代の重力では見えなかった本性が、
世紀末の終末感を突き抜ける明るい太陽光線が、
サブカルぶったやつらを振り抜いて、今、再び、漫画界を照らす!
──魚豊(漫画家)
さっさと終わって欲しいのに、ずっと終わらない不条理な日常の記録。
ネタバラシが一生やってこない『水曜日のダウンタウン』のよう。
──TaiTan(ラッパー)
諦念も後悔もなく、ただそこにあるだけの絶望を、
その漫画は景色みたいに描写する。
あの人の描く世界が、私はとても好きだ。
──梨(ホラー作家)
華のように醜く蟲のように美しい、幽玄の短編集。
──にゃるら(作家)
★書誌情報
『完本 カリクラ 華倫変倶楽部』
著者:華倫変 定価:2,420円(本体2,200円+税)
発売:2025年5月27日 ISBN:978-4-7783-2332-5
仕様:B6/500ページ
太田出版書誌ページ:https://www.ohtabooks.com/publish/2025/05/23202500.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4778323327
★目次
「究極タイガーボンバーナイツ」「赤い鎖骨」「AV」
「張り込み」「スウィートハネムーン」「映研」
「電車がこない」「燃えよアニメ」「ピンクの液体」
「フルカワとウサギ」「桶の女」「大林寺先生」
「殺しのナンバー669」「バナナとアヒル」
「テレフォンドール」「TALK1 テレフォンレディ」
「TALK2 テレフォンSEX」「TALK3 カエル」
「TALK3 ポルノ」「LAST TALK 援助交際」
コラム・あとがき
未収録カラー原稿:
「究極タイガーボンバーナイツ」「赤い鎖骨」「AV」「テレフォンレディ」
ラフイラスト集
★プロフィール
華倫変(かりんぺん)
1974年生まれの漫画家。1995年、大学在学中に投稿した作品『ピンクの液体』が講談社『週刊ヤングマガジン』においてちばてつや賞を受賞。『週刊ヤングマガジン』で執筆、その後太田出版『マンガ・エロティクスF』等で執筆するようになる。2003年3月19日、心不全のため28歳で死去。