まともな人間なんてものは幻想だ―― 感情を揺さぶられる一冊『汝、星のごとく』をマンガで紹介!

文芸・カルチャー

PR公開日:2022/8/17

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汝、星のごとく
汝、星のごとく』(凪良ゆう/講談社)

 2022年8月4日、凪良ゆう氏の小説『汝、星のごとく』(講談社)が発売。注目作家の最新作ということで、ファンをはじめ読書家から大きな注目を集めており、ネット上には早くもさまざまな反響が寄せられているようだ。

 凪良氏といえば、昨年『美しい彼』(徳間書店)がテレビドラマ化、今年『流浪の月』(東京創元社)が実写映画化するなど、今もっとも勢いに乗っている作家の一人。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた彼女は今回、約2年ぶりの長編となる最新作『汝、星のごとく』で、“ひとつではない”愛の物語を紡いでいく。

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 風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして少しずつ成長する。――まともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。正しさに縛られ、愛に呪われ、その先には一体何があるのだろうか…。同作は、自分が生きたいと願う人生を選び続ける全ての人に向けた一冊だ。

 購入者からは「こんなに豊かな感情に触れ、共感できる本に出会えて良かったと思いました。女性にかかわらずだれもが人生の根本として持っておきたい、自分の人生は自分のもの。それを深いところで教えてくれる作品でした」「涙がポロポロ止まらない。心を揺さぶる文章を見つけては読み返した。人を愛すること自分の人生を生きることを深く考えさせられる」「『自分を生きる』ことは、どうしてこんなにも難しいのか。一章先、一項先に何が起こるのか、心からこの二人に幸せになって欲しいと願い読む手が止まりませんでした」「読み終えると何とも言えない苦味が口いっぱいに広がる作者らしさ全開の一冊だけれども、これを求めていたのだなと心底納得させられた」などなど、実にさまざまな感想が見受けられる。凪良の作品らしい、深く考えさせられる物語の虜になった人も多いようだ。

 また8月8日には、『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』などでお馴染みのマンガ家・西崎りいち氏も自身のTwitterで『汝、星のごとく』の紹介マンガを寄稿している。印象的な色彩とスタイリッシュな作画で表現される世界観は、まさに同作のイメージとピッタリ。こちらに目を通してから小説を読み始めれば、より物語に没入できるのではないだろうか。

汝、星のごとく

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汝、星のごとく

汝、星のごとく

 感情を揺さぶられること間違いなしの『汝、星のごとく』。興味のある人は、この機会にぜひ手に取ってみてほしい。

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