翁面をかぶった男に脱出不可能な家に閉じ込められ――「読書の秋」にオススメの、ホラー&ファンタジー短編集

レビュー

吹き抜ける風が冷たくなり、すっかり秋めいてくるこの時期、毎年、手に取りたくなる小説がある。それが、ちょっぴりゾクっとする短編小説が3作収録されている『秋の牢獄』(恒川光太郎/KADOKAWA)だ。 本作に触れる…

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