まともな客が一人もいない東京都北区十条に実在した異次元空間――伝説のスナックを描いた実録コミック『さよならキャンドル』

レビュー

大人になったら馴染みの店を作って足しげく通うもの――そんな風に考えていた時期が私にもあった。家でも仕事場でもないリラックスできる場所がほしくて、バーやスナックで常連になりたかったのだ。ただ現実には店を…

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