松本零士『男おいどん』は未来ある若者たちへのエール! 運なし金なし学なしの男が風呂なし四畳半で抱く大きな夢

レビュー

昭和の時代、大望を抱き北九州から上京してきた若者がいた。その若者――“おいどん”こと大山昇太が、学も金もないなかで必死に四畳半の部屋で生きる様を描いたマンガが『男おいどん』(松本零士/講談社)である。本稿…

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