美しいあの母親は毒親だったのか? 『惡の華』押見修造氏が描く母親と息子の運命の歯車を描いた『血の轍』がついに完結

レビュー

『血の轍』(押見修造/小学館)が完結した。全17巻。ひとりの男、長部静一の人生を描いた漫画だととらえるなら短い。しかし彼の人生は険しいものだった。中学生という人生のごく早い時期に母親に心を踏みにじられ人…

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