田舎のモーテルを舞台に、ワケありな人々が入り混じり取り乱しまくるノンストップ☆群像活劇

2011/1/20

MOTEL(モーテル)

ハード : PC/iPhone/iPad/WindowsPhone/Android 発売元 : 日本文芸社
ジャンル:コミック 購入元:eBookJapan
著者名:岡田ユキオ 価格:400円

※最新の価格はストアでご確認ください。

「かっこいいのに、エロくておもしろい」とか、ほんっとタチ悪いですよねー。

もうね、何だかんだ言っても夢中にさせられちゃうんですよ。そして、すっかり騙される(笑)。

…え、福山雅治の話かって? うーん…それでいうなら私はやっぱりチュート徳井かなぁ…っていやいや別にイケメンの話ではなくてですね、マンガの話ですよ! この『MOTEL』のね。

なんせ、タイトルにあるとおりモーテルが舞台なわけですから、そりゃエロいシーンのひとつやふたつ…いや、もっと沢山でてくるんだけど、とにかく絵がキレいだし出てくる女のコもみんなかわいくて全体的になんかオシャレなかんじなので大丈夫! おぼこい女性でもきっとお楽しみいただけることでしょう(ただし場所は選んでね)。

構成はとえいば、さる田舎のモーテルの宿泊客たちに巻き起こるさまざまなアクシデントを、ドキドキしながらあっちこっち覗き見しているうちに、それらが徐々に交錯してくような、いわゆる群像劇スタイル。映画とかでこういうのあるとつい観ちゃうんだよねー面白いよね! って思ってたらちょうど去年映画化されてたので、山田孝之くん出てるしもう絶対観ようと思ってますが、それはさておき。

登場人物はですね、インチキセールスマンにデリヘル嬢、嫉妬深い妻とその夫などなど次々出てきます。ストーリー全体を牽引しているのはおもに借金を踏み倒して逃げようとする男女にそれを追うヤクザ、そして殺し屋かな(この殺し屋はホントヤバい! だって、爪切りであんなところをあんなこと…♪)。

基本的にはコメディタッチなんですが、油断してるとふいに涙腺刺激されたり胸を打たれたりするので要注意。

予測不能な展開、そして、意外なところで登場人物たちがつながっていく快感を堪能あれ☆

ストーリーの舞台となるモーテル。山の中にありながら、“シーサイド”とはこれいかに(ちなみに映画版のタイトルは『シーサイドモーテル』)

イラストの細かな部分や、各話の導入の仕方に漫画ならではのちょっとした仕掛けがほどこされていて、これまた非常にたのしい(笑)

殺し屋ペペの恐ろしい逸話とは、果たして…(ちなみに、映画版ではなんと温水洋一さんが演じてらっしゃるとか!)

目次ページ。細かく12のチャプターに別れているので、空いた時間にちょっとずつ読み進めていくことも可能…だけど、特に後半は展開が気になってイッキ読みせずにはいられなくなるかも(笑)

チャプターの扉絵も、オシャレでかっこいい!

このストーリーの前日譚をおさめた『MOTEL THE LAST WEEK』も同時に販売されているので、これまでのいきさつを知りたくなったらゼヒ! (C)岡田ユキオ/日本文芸社