現役医者の本音だらけなお仕事日記。働こー働こー♪

ビジネス・社会・経済

2011/12/21

医者の個人生活366日

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ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:400円

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年末年始の当直から普段の日勤、学会、講演会etc…。医者の毎日のハードさと言ったら計り知れません。医療エッセイや実用書、小説に至るまで約230冊以上の著作を持ち、医者としても現役の著者である米山公啓氏が書いた医者の本音満載のエッセイ。

私が今現在ハマっているももいろクローバーが『労働讃歌』という曲を出しました。キュートなももクロが「働こ~働こ~♪」と労働の大切さを力強く歌っています。

その『労働讃歌』にもあるように、働くことって人生において本当に大切。で、もちろん自分が働くのも「働こ~働こ~♪」と重要なんだけど、誰かが真剣に働いている姿を見たり聞いたりするのも実はとってもおもしろい。自分が普段全く係わることのない職場の話はやっぱり興味深いです。その中でも特に医療現場で働く人の話ってすごく厚みがあって聞き応えがある。私、友達と親戚の看護師率がものすごく高いんですが、やっぱり医療現場の毎日ってすごいなぁと話を聞くたびにドキドキ。たまにテレビで「天才脳外科医の1日」「小児科医たちの現状」みたいなのが夕方ニュースのコーナーや休日お昼のドキュメンタリーとしてやっているけど、あれも食い入るように見ちゃう。病院って凄い。そこはやっぱり命かかってますからね。

このエッセイはそんな「命!」って感じの熱い話ばかりではないんですが、お医者さんの日々の仕事が見られてとても面白い。しかも結構本音だらけ。パッと見た感じ病名わかっちゃってるけど一応形だけでも内診しなくちゃねって思いながら聴診器をあてているとか、癌告知を実は医者自身も凄く恐れているとか、代診でガッカリする患者さんを診て凹んだとか(笑)。先生が病院を辞める覚悟を持ちながら書いた本音が盛りだくさん(内部告発と言われるかもとまで考えていたらしい)。お医者さんの本音がここまで聞けて、当たり前なんですが医者も人間なんだなーと読みながらほっこりしてしまいました。

先日頭痛がひどくて病院に行ったんですが、脳外科医の先生の内診を受けている最中にその先生も私も「あー、これ絶対脳系大丈夫だなー」なんて思ったんですが、私は何だか後に引けず頭痛を訴え、それを見かねた先生も「心配だったらCTとってもいいよ? とっちゃう?」みたいな感じで結局CT撮ってもらいました。私の脳とっても綺麗でした。先生その説はお騒がせしてすみません。

たとえ顔を見て病名が判断できても、きちんと手順を踏む。それが一見さんの当直医の役目らしい

患者の家族に病気を説明するのにもひと苦労です

遠藤周作先生がこんな所に!

「病気は人生の一部ではなく、人生そのものである」とは

簡単に転院させたり情熱がなかったりする医者も中にはいるようです