世の中の母たちよ! “泣いているヒマがあったら、笑おう“です

公開日:2012/1/2

毎日かあさんカニ母編

ハード : iPad 発売元 : THE MAINICHI NEWSPAPERS
ジャンル: 購入元:AppStore
著者名: 価格:500円

※最新の価格はストアでご確認ください。

毎日新聞に連載されている西原理恵子さんの「毎日かあさん」シリーズがついに電子書籍になったー。うれしい、私は本当にうれしい。
母になって6年ですが、前から愛読していた「毎日かあさん」です。もちろん本も持っています。それと、いくつもレビューを書いてきましたが、マンガの初レビューです。

advertisement

新聞連載からスタートし、現在ではテレビ放送、映画と「毎日かあさん」の人気は周知の通りです。私は新聞連載当初からの読者。かつては、ただただゲラゲラ笑って「こんなの、ありえなーい」っと、子どもたちの予想外の行動にうろたえるかあさん(西原さん)の姿を見て、お腹を抱えて笑っていました。

しかし、私もそうですが、育児中の「かあさん」たちなら「毎日かあさん」の世界は単なるギャグ漫画ではなく、「ありえない」と思っていた子どもの予想外の行動に深く共感し、笑いながらもじーんと感動する部分に涙を流すのではないでしょうか。

子どもたちの姿を見て自分が小さかった時のことを重ねてみたり、今の自分と同じように子供を保育園に預けながら仕事をしていた母の姿を思い出し、感謝の気持ちでいっぱいになったりと時々感動。

育児には泣きたくなることもあるかもしれませんが、著者のメッセージは映画のサブタイトルにもあった「泣いているヒマがあったら、笑おう」なんですね! 育児だけじゃない、夫婦関係だってやっぱり大変な時もある! それでも「笑おう」のメッセージが胸に刺さります。じーんっと。

さて、初めての電子書籍マンガ体験といえば、マンガの吹き出しとかズームアップにしなくちゃ読めないかなーっという不安が一掃しました。特に「毎日かあさん」は吹き出しやナレーションが手書き文字なのでどーかな? っと思っていましたが、全く問題なく読めますし、やはり画面の鮮明さがカラーのマンガを読んでいてきれいでよかったところです。逆にズームアップにして読み進めようとすると画面を指でタップしたまま、動かすことになるので読みにくいことが判明しました。

これから「毎日かあさん」シリーズ続編も電子化されそうなので、期待して待ってます!

西原さんの絵は子どもの世界がいっぱいでとっても楽しい~! カラーでこんな感じです。電子書籍マンガ初体験は快適でした

読み進める時のタップで進む方向を選ぶことができます。利き手やどちらの手で持つのかで変更すると立ちながらの片手操作もスムーズ

ブックマークできます。お気に入りのマンガはブックマークしましょう!