片づけたら体重-20kg! 梶ヶ谷陽子さんの「やせる冷蔵庫収納」って?

健康・美容

更新日:2017/11/20


 TVに雑誌・書籍、講演にと引く手あまたの整理収納アドバイザー・梶ヶ谷陽子さん。
 雑誌『サンキュ!』のモデルをつとめていたこともあるという、そのスラリとしたスタイルからは想像もつきませんが、じつは万年ダイエッターで長い間苦しんできたそうです。

2008年(第一子出産時)68kg
現在48kg

「若いころは間違ったダイエットをし、体を壊したこともありました。ですが、“整理収納”と出合い、整理収納の考えをとり入れた生活をすることで家の中は片づき、苦しいダイエットからも開放され、いまでは家も体も、そして心もすっきりとした生活を送ることができています」。
 そんな梶ヶ谷家の収納は、「家と体がスリムになる」工夫でいっぱい。
 とくに冷蔵庫は、食と関わりが深いので、片づけると効果のあらわれやすい場所。そのポイントを聞きました。

■梶ヶ谷流・冷蔵庫収納のポイント

(1)在庫を写真に撮ってから買い物へ

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 使う目的を明確にせずに管理しきれない食材をストックする、購入するというのは「家も体も大いに太らせる原因」になりかねません。

 人は不思議なもので、賞味期限切れになりそうなものを見つけると、どうにか消費しようとお腹が空いているわけでもないのに食べてしまうことがあります。
 だからこそ、毎日使う食材に関しても何のために買うのか、どれくらいの量ならば余さず管理できるのかを考えて購入するようにしています。

 そこで実践しているのが、冷蔵庫の写真撮影。空きスペースがどれくらいあるか確認できるので、買いすぎて入らないということを防ぐのに役立っています。
 また、買い物リストを作っても、「これもなかったんだ」と、買い物のあとに気づくことがありますが、冷蔵庫の中の写真を撮っておけば、これも防げます。

(2)買ってきたものの“スタイル改善”をし、省スペース化



 買ってきたものを、パッケージから出すだけでも、そのスタイルにだいぶ変化が生まれます。
 袋詰めの野菜は、とり出して一つずつバラしておくと省スペースに。また、ラーメンとメンマなどいっしょにしておくと便利なものはあらかじめセットに。

(3)カゴ収納で在庫管理もバッチリ!


 すべてが一目でわかる収納を心がけることで、賞味期限切れを防ぐことができます。
 また、冷蔵庫の中に入るものをざっくり分類し収納し整えるということは、体のダイエットにも大いに関わることだと感じています。なぜならば、冷蔵庫の中は自分自身の「食の傾向」を映し出す鏡だと思うからです。
 食品がギュウギュウに詰め込まれた状態では、自分の「食の傾向」と向き合うことも、見直すことも難しくなってしまうので、冷蔵庫はつねに整った状態にしておくことを心がけています。