旦那の歯ブラシで便座の中を掃除、育毛剤に脱毛剤ぶち込む…怖すぎる妻たちのホンネ。話題沸騰の『だんなデス・ノート』

恋愛・結婚

2018/1/9

『だんなデス・ノート』(死神/宝島社)

 突然だが、あなたの怖いものは何だろう。お化けや病気、それとも地震・洪水などの天災だろうか。確かに小さい頃は、ホラー映画を見てしまった日には妖怪の類に怯えて眠りにつくのに一苦労した。しかし、年齢を重ねれば重ねるほど、お化け以上に恐怖心をあおるものが現れる。そう……それは人間だ。

 人間が人に抱く恨みつらみは深く、暗い。『だんなデス・ノート』(死神/宝島社)はそのことを改めて思い知らせてくれる一冊だ。本書の内容は、旦那の“死”を願う妻の怒りと悲しみの叫びがただツラツラと綴られているというもの。本稿では、未婚アラサー男性を代表して、私が男性目線から本書を紹介したい。

 そして、先にお伝えしておこう。実際に読んでみると、内容は想像を絶していた。ページを一枚一枚めくるごとに、内臓の奥の方からズキズキと鈍痛が走る。そして、何もしていないのに罪悪感に苛まれ、乱れる呼吸。読後は心身がとんでもなく疲弊した…。

 因果応報という言葉がある。善行を積めば善い報いが、悪行を積めば悪い報いが返ってくるというもの。悲しいかな、世のだんな様方は、デス・ノートに名前を書かれても仕方のない悪行を積んでいる人が少なくないようだ。

あんたがうれしそうに出会い系でやり取りしてる架空の女
それ目の前にいる私なんですけど (投稿者 samisiko)

 ゲス不倫が芸能界で騒がれているが、実際にやってしまってはアウト。その行動力を仕事や家庭に向けるべきだろう! それができないなら、だんなよ、あなたはなぜ結婚したのか。未婚アラサー男子は不思議でたまらない。

 他にも「3カ月に1回は東南アジアで女を買っている」だんな、「浮気相手を家に連れ込む」という理解の範疇を超えてしまっただんなも。同じ男であっても、彼らの弁護できないし、したくもない。デス・ノートに名前を書かれてしまっても文句は言えないだろう。

もう疲れました。助けてください
解放してください
夫を殺してください (投稿者 moramora)

 だんなからのモラハラに苦しむ方の叫び。他にDVや十分な生活費を渡さないというだんなに困っている人もいる。どれも悲痛な訴えで胸が痛い。「じゃあ離婚すれば?」と以前の私なら思ってしまうところ。だが、子どもが小さい、再就職が難しいなどの理由で、現実的に離婚が難しいケースがあるのだ。

旦那の洗濯後のパンツで便座拭いたり
歯ブラシで便座の中を掃除している (投稿者 LastEmperor)

 絶句。

育毛剤に脱毛剤ぶち込んでやる! (投稿者 reUP)

 やめて! 最近抜け毛が気になってきたのに…。とどめを刺さないで! 投稿者の名前も秀逸。

地球を踏むな! さっさと死ね‼ (投稿者 dsyarhik)

 結婚と同時にロケットの開発、あるいはスペースシャトルの購入が必要らしい。

 無事に結婚できるかもわからないのに、結婚した後に温かな家族が作れるのか、そして、自分の健康が維持できるのか不安になった。しかし、デス・ノートに書かれているだんなは、何かしらの問題があるようだ。自分も相手も人間同士。パートナーを尊敬し、思いやりをもって接すれば「だんなデス・ノート」に名前を書かれることはない!――はずだ。

 独身貴族の同胞たち、および既にパートナーがいる男性諸君、この本をしっかりと読み、デス・ノートに名前を書かれぬよう、幸せな結婚生活を送ろうじゃないか!

 最後に一言、まだ見ぬ未来の奥様へ。

 デス・ノートに書かれていた、だんなたちのように浮気はしません。モラハラ・DVなんてもってのほか。仕事を一生懸命しますし、子育ても頑張ります。だから、お願いです。どんなにケンカをしても、歯ブラシを便器掃除に使うのだけはやめてください。

文=冴島友貴