「金スマ」で話題沸騰! 超簡単スクワットを伝授したカリスマ医師が教える、病に嫌われる人の習慣

健康・美容

2018/4/25

『病に好かれる人 病に嫌われる人 健康寿命は「習慣」でのばす』(小林弘幸/講談社)

「健康寿命」という言葉をつい最近知った。健康に対する意識の高い方にとっては常識ともいえる知識かもしれないが、健康面で問題がなく、日常生活を送ることができる期間のこと。つまり、90歳まで生きることができても、10年間寝たきりで要介護状態であれば、健康寿命は80年だ。高齢化や老老介護など、様々な問題を抱える現代において、平均寿命と同じくらい健康寿命が重視されているという。

 とはいえ、筆者よりも若い人が大病を患うこともあれば、特別な健康法を実践していないにもかかわらず健康で長生きしている人もいる。そうなると、病気になってしまうのは運や遺伝の要素が多いのでは、と考えてしまわないだろうか。

 だが、『病に好かれる人 病に嫌われる人 健康寿命は「習慣」でのばす』(小林弘幸/講談社)では、遺伝による病気は全体の25%。生活環境の影響による病気が75%と述べている。つまり、病気になるかどうかは、日々の生活習慣がカギを握っているという。

 本書では、病気になりにくい正しい生活習慣を持つ人を「病に嫌われる人」とし、不調を感じたとき、病気になってしまったときに取るべき行動、病気になる前の生活習慣、思考パターンを紹介している。そんな「病に嫌われる人」になるためのポイントをいくつか取り上げてみたい。

■2週間不調が続いたら、必ず絶対病院に行く

「何かしら不調を感じる、あるいは違和感があるけれども、ほっとけば治るかも……」と放置したことはないだろうか。恥ずかしながら私は「何か大きな病気が見つかったらイヤだな」などと考え、仕事で忙しく、時間がないと見て見ぬフリをしてしまうことが多い。これまで、幸いなことに大事には至っていないが、このような放置癖は「病に好かれる人」の特徴なのだとか。

 だからこそ、「身体の不調が2週間続いたら病院へ行く」というルールを課すことを本書でおススメしている。
 そして、「一流の人」であればあるほど、忙しさを言い訳にせず、病院に行くという。仕事や人生において、自分の健康を失ってしまうことが大きな損失になることを認識しているためだ。

 もちろん、急な耳鳴りや激しい頭痛などに見舞われたら2週間ではなく、病院に直行しなければいけない。

■朝起きたらコップ1杯の水を飲む

 起きてすぐに水を飲む、というのはよく知られた健康習慣だが、これも「病に嫌われる人」の特徴の一つ。実践はしているものの、どんな効果があるか知っている人は意外と少ないかもしれない。

 この習慣で腸内環境を整えることができる。コップ1杯の水を飲むことで、腸が目覚め、動きが活発になり、便意が誘発されるという。腸は排泄だけでなく、食物の栄養を取り込む役割を持つ大事な器官。その器官の動きを活発にすることが健康への大きな一歩になる。また、自律神経のバランスも水を飲むことで整えられるそうなので、まさに一石二鳥だ。

■ため息は、あえてつく

「ため息をつくと幸せが逃げる」とは、よく言われること。しかし、健康面で考えるとため息はついた方がいいのだとか。

 心配ごとがあったり、根をつめて仕事に取り組んだりすると呼吸は浅くなり、酸素不足の状態に…。すると、身体の細胞・臓器は本来の実力を発揮できなくなってしまう。そのため、ため息は息を長く吐きだし、たくさんの酸素を取り込む準備をしているのだ。もし、「幸せが逃げるから」とため息を我慢していると、血流が悪くなり、頭痛や肩こりが起こりやすくなってしまう。健康のために、どんどんため息をついていこう。

 ここで紹介したポイントはほんの一部。健康な状態で長生きするためにも、他のポイントもしっかりチェックし、実践できそうなものから習慣にしてみよう。

文=冴島友貴