パン好き、必見! 挟むだけじゃない、アレンジ豊富な“パン弁”レシピ【作ってみた】

食・料理

2018/5/1

『ストックデリで簡単! パン弁』(高橋雅子/パルコ)

 お弁当というと、メインはご飯であることが多いが、たまにはパンが食べたくなることもある。しかしパンを主食にしようとすると、なんとなく「サンドイッチかな」とサンドイッチにしてしまいがち。それもいいのだが、もっとご飯の時のように自由なパン弁当はないものか。

 そんな悩みを解決してくれる、パンが主食のお弁当“パン弁”のレシピだけを集めた『ストックデリで簡単! パン弁』(高橋雅子/パルコ)という本が出版された。本書があれば、パンに合うおかずをストックしておき、いつでもささっとオシャレなパン弁を作ることができるらしい。これは、パン好きとしては非常に気になる。そこで実際に作ってみた。

■「フレンチデリとスープのパン弁」(P.38~P.39)

 まずは、まるでデパ地下のお総菜のようなオシャレ感を楽しめる「フレンチデリとスープのパン弁」。おかずは、本書を参考に「キャロットラペ」「エビのペペロンチーノ」「ラタトゥイユ」「オムレツ」「サラダ菜」そして「コロコロじゃがいもパセリスープ」を組み合わせた。主食がご飯だとまずしない組み合わせだが、パンだとどれも相性抜群。スープはレモンとパセリが効いていて、口の中がスッとする飲み心地。フランスパンにおかずをのせたり、スープにつけたりしながら食べると、オシャレなカフェのランチを食べているような気分にもなれる。

■「かぼちゃスープと鮭で和風パン弁」(P.44~P.45)

 続いては、和風なのにご飯ならぬパンが進む、「かぼちゃスープと鮭で和風パン弁」。おかずは、「鮭とれんこんのからししょうゆマリネ」「プチトマトのピクルス」「切り干し大根とパプリカのマリネ」「厚焼き玉子」「ゆかりバター」、そして「かぼちゃ豆乳スープ」。こちらは出汁を入れたりからしでアクセントをつけたりして、全てのメニューに何かしら和の要素が織り込まれている。それでいてさりげなく洋も取り入れてあり、パンに合う工夫もされているので、バターロールとの相性もぴったり。ゆかりを混ぜたバターも、意外な組み合わせだが香りがよく、パンに塗ってトーストしても美味しかった。

 こうやってパンとおかずを分けたパン弁にすることで、友人とおかずを持ち寄って交換するといったこともしやすくなり、楽しみの幅が広がる。また、パンは現地調達するのもあり、と書かれている。出先の気になるパン屋さんでパンを買い、手作りのおかずと一緒にいただくなんて贅沢も、このパン弁なら簡単に実現可能なのだ。

『ストックデリで簡単! パン弁』には、ほかにも「エスニックデリとカレースープでパン弁」「中華風パン弁」「パンキッシュ」など様々なジャンルの料理と組み合わせたパン弁が掲載されている。本書のレシピをうまく活用すれば、ご飯と同じくらいパンが主食のお弁当を楽しめるようになり、きっとよりお弁当生活が楽しくなるはず。

調理・文=月乃雫