夏の熱中症対策にも! ワザ・コツ一切不要、みそさえあれば誰でも作れる立派なおかず“みそ汁”【作ってみた】

食・料理

2018/7/31

『みそ汁はおかずです』(瀬尾幸子/学研プラス)

 毎日暑い日が続いていますね。そんな日は、食卓に並ぶ料理も、さっぱり・ひんやりしたものが多くなってきます。でも、そんな暑い夏だからこそ食べて欲しい料理があります。それは“みそ汁”。なんでわざわざ暑い時に熱いものを、と思うかもしれませんが、実はみそ汁は、自然と水分と塩分補給ができて、熱中症対策に効果的と言われているんです。そんなみそ汁ですが、いざ食べようと思っても、意外とあまりレパートリーがなかったりしませんか? そんな時には『みそ汁はおかずです』(瀬尾幸子/学研プラス)が使えます。本書は「日販実用書ブックフェスタサミット2018」において、参加書店が最も売りたい本を投票して決める「第5回実用書ブックフェスタ大賞」大賞を受賞しています。

 一般的なみそ汁よりも、野菜などがたっぷり入っているため健康的で、満足感があるレシピがたくさん紹介されています。また、料理が苦手な人でも作れるように、材料は写真で使う分をそのまま掲載し、ひと目見れば、どのくらいの量をどう切ればいいのかがわかるようになっていて、安心しながら作ることができます。今回はこの中から、暑い夏にぴったりのみそ汁3品を実際に作ってみました。

1.もはや立派な麺料理!? 「なす+みょうが+そうめん」

 鍋になす、だし汁を入れて強火にかけ、煮立ったらなすに火が通るまで煮る。次にみそを溶き入れ、ひと煮立ちしたらゆでたそうめんを加えて火を止め、最後にみょうがを加えれば完成。

 1品目は、夏野菜とそうめんを使ったみそ汁レシピです。そうめんが入った時点で、「あれっ? そうめんとみそってあうのかな」と不安になってしまいましたが、食べてみると、たっぷりのみそ汁を吸ったそうめんの食感がとってもやわらかく、にゅうめん感覚で食べられます。心配していた、みそとそうめんの相性もバッチリ! そこにくたくたになったなすやシャキシャキのみょうががのって、1皿でいろいろな食感が楽しめました。みそ汁というより、もはや立派な麺料理という感じでしょうか。

2.彩りがきれいな「トマト+オクラ」

 鍋にだし汁を入れ、煮立ったらオクラ、トマトを加えてさっと煮る、ここに、みそを溶き入れ、ひと煮立ちします。

 2品目は、こちらも夏野菜をたっぷり使ったみそ汁レシピです。とはいえ、トマトとオクラは一般的にはあまりみそ汁に使われない素材なので、どうなることやらと思っていたのですが、食べてみると、トマトの甘み、オクラのシャキシャキした歯ごたえ、そして、オクラのネバネバが溶け出したことで、みそ汁自体にとろみがついて、とても一体感があるみそ汁になっていました。彩りもカラフルで華やかですよね。朝食に出てきたら、とっても元気が出る一品です。

3.スタミナ満点「キムチ+にら+豚薄切り肉」

 鍋に白菜キムチ、豚肉、にら、だし汁を入れて強火にかけて煮立たせる。みそを溶き入れ、ひと煮立ちして完成です。

 3品目は、キムチを使ったスタミナ系みそ汁レシピです。みそ汁というと、みその種類を変えるくらいで、味のベースは変わらないのかと思いきや、ここでは白菜キムチを加えることで、一気に韓国風に。そして、みそが加わることで、辛さが少しマイルドになり、味に深みが出ました。具材には、キムチ以外に、豚肉、にらも入ることで、食べ応え満点。1杯だけでも十分スタミナがつくみそ汁です。暑い夏に、汗をかきながら食べると、よりおいしいですよ。

 他にも、刺身やオリーブ油を使ったりと、一瞬「えっ!?」と目を疑いたくなるような材料を使ったりもしていますが、これを温かく受け入れてくれるのが“みそ汁”という存在なのかもしれません。

みそ汁で暑い夏を乗り切ろう!

 みそ汁というと、どうしても主菜などの添え物としてとらえられがちですが、中に入れる具材によって、主菜級の立派な“おかず”になることに気づかされました。しかも、具材は冷蔵庫の中に残っているもので十分なので、わざわざみそ汁のために新たに調達する必要はありません。暑い夏場、キッチンで長時間何品も作るのは大変ですよね。そんな時は、適当な具材を使って作ったみそ汁さえあれば十分です。この夏は、手軽に作れて、熱中症対策にもなる“みそ汁”で、元気に暑さを乗り越えていきましょう!

調理・文=JUNKO