猛暑時も疲れたときも忙しいときも「炊飯器」が力強い味方に! 失敗なし、ほったらかしでOKの時短レシピ【作ってみた】

食・料理

2018/8/21

『炊飯ジャーでスイッチひとつの魔法のレシピ ― ほかほかの感動100レシピ』(主婦の友社)

 暑くてやる気がなくても、キッチンに立ちたくなくても、食事の時間は毎日やってくる。しかも今は夏休み。普段よりも家族が集まって食べる回数も増える…。

 そこで活用したいのが、炊飯器! 調味料や全ての材料を入れてスイッチを押すだけで調理してくれる炊飯器は、夏こそ使い倒したい。『炊飯ジャーでスイッチひとつの魔法のレシピ ― ほかほかの感動100レシピ』(主婦の友社)は、そんな炊飯器を使ったレシピだけを集めた一冊。発売されたのは約2年前だが、今でも買われ続けている人気のレシピ本だ。そこで本記事では、本書に掲載されている料理を実際に作って紹介しようと思う。

■「炊き込みピビンパ」(P.24~P.25)

 1つめは、「炊き込みピビンパ」。炊飯ジャーに洗って浸水させたお米、豆もやし、細切りにしたにんじん、下茹でしたほうれん草、ぜんまいを乗せ、水を目盛り通りに入れる。その上ににんにく、生姜、コチュジャン、醤油、みりん、塩、ごま油を揉み込んだ牛切り落とし肉を乗せ、炊飯すれば完成。

 甘辛い味つけと牛肉の旨みをしっかりと吸ったご飯は、大人も子どもも大好きな味。野菜もたっぷり入っているので、野菜不足の解消にも効果的だ。これさえあれば、あとは簡単なおかずだけで立派な一食として成立する。お好みで海苔やごま、キムチ、目玉焼きを乗せても美味しいとのこと。

■「肉だんごとくずきりのゆず七味煮」(P.61)

 2つめは、「肉だんごとくずきりのゆず七味煮」。ボウルに豚ひき肉、ねぎ、卵、生姜のしぼり汁、塩を入れてしっかりと混ぜ、だんごにする。くずきりは適当な長さに切っておく。あとは炊飯ジャーに肉だんごとくずきり、だし汁、酒、塩、ゆずの皮、七味唐辛子を入れ、炊飯するだけ。オリジナルで白菜とにんじんも加えてみた。

 味つけはシンプルだが、豚肉の出汁、ゆずの香り、七味のピリッとした風味が合わさって奥深い味わい。くずきりも入っているためボリュームもあり、満足度も高い。豆板醤や醤油を入れたり、中華風にしたり、具材を変えたりと少し変えるだけで違う料理に変身するのも有難い。今回は生のゆずが入手できなかったため瓶入りのものを使ったが、生のものを使うと見た目もより豪華になる。

■「定番ビーフカレーライス」(P.122)

 最後は、「定番ビーフカレーライス」。牛バラかたまり肉、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもを適当なサイズに切り、炊飯ジャーに水とともに入れて炊飯する。あとは刻んだカレールウを加えて混ぜ、10分ほど追加で炊飯すれば出来上がり。

 せっかくなので具材を大きめに切って作ってみたが、炊飯器ならボタン1つで誰でも煮崩れせず食べごたえ満点のカレーを作ることができる。牛肉もとても柔らかい。野菜を煮込むときに水を少し減らして酒に変えたり、カレールウを加える段階で焼き肉のタレ等を加えたりすると、より味に深みが出る。このあたりは普通のカレー同様、いくらでも好みにアレンジ可能だ。

 どれも炊飯器に入れてスイッチを押したあとは、後片付けをしたり別の好きなことをできる。見張っている必要もなく、出来上がりは炊飯器が教えてくれる。時間を有効に使いたい忙しい人にとって、こんな嬉しいことはない。ちなみに「ご飯はどうするの?」と思うかもしれないが、炊飯してすぐに小分けにして冷凍しておけば、レンジで加熱するだけで炊き立て同様のご飯が味わえる。

『炊飯ジャーでスイッチひとつの魔法のレシピ ― ほかほかの感動100レシピ』には、ほかにも「パエリア」や「煮込みハンバーグ」「中華おこわ」など作ってみたい料理がたくさん。一冊あれば、この夏だけでなく、一年中料理がぐっと楽になりそうだ。

調理・文=つきのんキッチン