フライパンは振らずに作れる!? 目からウロコなテクニックが学べる『世界一美味しいチャーハンの作り方』

食・料理

2018/9/22

『世界一美味しいチャーハンの作り方』(世界一美味しいチャーハン制作委員会:監修/日本文芸社)

 突然ですが、みなさんはいつも自宅でチャーハンを作るとき、どんな風に作っていますか?「ご飯は冷たいものを使う」「卵は先に混ぜておく」など、美味しいチャーハンを作るための秘訣はそれぞれのご家庭や住まいによって異なると思いますが、いつものチャーハンがもっと美味しく作れるのであれば、そのテクニックを試してみたくありませんか?

 そんな美味しいものに目がない方におすすめしたいのが『世界一美味しいチャーハンの作り方』(世界一美味しいチャーハン制作委員会:監修/日本文芸社)。本書には6人の人気インスタグラマーが考案した究極のチャーハンレシピが収録されており、各ページには「美味しく作るための3箇条」が記載されています。たった3つのポイントを押さえるだけのお手軽レシピなので、料理下手な人や時間がない日でも手早く簡単に作れるでしょう。

■そのチャーハンの作り方、間違っていませんか?

 重いフライパンを一生懸命に振りながらご飯と具材を炒め、仕上げに調味料を加える…という手順でチャーハンを作っている方は多いのではないでしょうか。しかし、最近ではIHヒーターを使う人も多いはず。そんな人にうれしい “フライパンを振らないでも”絶品チャーハンを作るコツがあるとのこと。

 それに気づかせてくれるのが、『ゆうき酒場の晩ごはんにもおつまみにも鶏肉・豚肉で絶品おかず』(KADOKAWA)の著者でもあるゆうき(@yuukitohikari)さん。彼女が教えてくれる「美味しいチャーハンの3箇条」を知ると、すぐに試してみたくなります。

1.固めに炊いた温かいご飯を使う
2.フライパンは振らず、切るようにしてご飯を混ぜる
3.調味料はフライパンの空いたところで少し焦がす

 大前提として、ご飯は「チャーハン用に固めに炊く」という時点でチャーハンへの意気込みの違いを思い知らせてくれます。そんなゆうきさんが作る「焦がしじょうゆ香る海老と卵のチャーハン」はメンマの独特の食感がたまらない、斬新な1品です。

 このチャーハンは1人分、わずか140円で作れるのもうれしいポイント。

 そして、ゆうきさんと同じく、斬新な食材を使ったチャーハンレシピを伝授してくれるのが母熊(@rosso___)さん。フルタイムで働きながらも彩り豊かなお弁当や常備菜を作っている母熊さんは、6万人以上ものフォロワーを持つ人気インスタグラマーの一人。

 そんな母熊さんが教えてくれるチャーハンには、食感のアクセントにくるみを入れるというひと手間が。

 バターを後入れすることで、チャーハンのコクをアップさせるのも母熊さんならではのテクニック。ちょっとしたパーティーのときにも出せそうな「コクうま!バターコーンチャーハン」は、子どもにも人気が出そうな1品です。

「チャーハンはこんなにも奥深くて、アレンジ法もたくさんあったんだ!」と思わせてくれる本書は、料理初心者だけでなく、上級者の方にも新しい気づきをくれるはず。特別なキッチンや高級食材もいらないので、今日すぐ“技術”を試せるのもうれしいポイント。

「我が家のチャーハンがマンネリ化している」「パラっとしたチャーハンが作りたい」という思いを抱いている方は、ぜひカリスマたちが伝授してくれる究極レシピにチャレンジしてみてください。

■チャーハン以外の絶品おかずもたくさん!

 本書には、チャーハンだけでなく、それぞれのインスタグラマーが得意なジャンル別に、すぐに作れる超時短の簡単レシピがたくさん収録されているので、献立を考えるときの強い味方にもなってくれます。

 たとえば、仕事終わりに晩酌を楽しみたいときはめぐみ(@meguhanasora)さんがすすめるおつまみレシピを作ってみて。1人分、62円という安さで作れる「チーズ油揚げ」は、ビールのお供に最適です。

 パパッと作れるシンプルレシピでありながらキムチとチーズを組み合わせることで、お酒によく合うアイデア料理に。

 MAYA(@heavydrinker)さんの「本気の旨辛味玉」はゆで卵を合わせ調味料に入れてひと晩置くだけのお手軽メニュー。これなら、料理が苦手な人も失敗せずに作れそうですね。

 豆板醤がピリッと効いた旨辛な味付け玉子は、おつまみとしてはもちろん、料理の付け合せとしても活躍しそうです。

「野菜が足りていない」「栄養満点の副菜が欲しい!」そんな時は、植木俊裕(@utosh)さんの「豆腐とアボカドのしらすサラダ」がおすすめ。角切りにしたアボカドと豆腐がゴロっとのった、ヘルシーながらボリューム満点の一皿です。

 フライパンで煎ったシラスがカリカリと香ばしいアクセントになり、クセになるおいしさ。さらに、本書ではスティーヴン★スピルハンバーグさんが描くかわいらしい動物のイラストたちが随所でゆる~く、アレンジ法や味の感想などを教えてくれ、肩の力を抜いて料理を楽しめそうです。

 また、お子さんがいるご家庭ではmasayo(@masayo_san)さんのレシピを参考にし、インスタ映えするごちそう食パンを作ってみては? 誰でも簡単にチャレンジしやすい「ピザトースト」は、食べるのがもったいないほどのかわいさ。

 食材を並べるだけで作れるので、忙しい朝でもいつもの食パンが華やかになりそうです。

 本書は他にも手軽に作れる「肉料理」「麺」「丼もの」「サラダ」「揚げもの」などたくさんのアイデアレシピのほか、さまざまなシーンで活用できる絶品ソースの作り方まで、ボリュームたっぷりの内容。特別な準備は何もいらないので、いつもと一味違ったチャーハンや料理を、“カリスマたちの料理テク”で気軽に作ってみたい人におすすめの1 冊です。

文=古川諭香