ウエストの「くびれ」がほしい人に。いいことづくめの「鼻呼吸」って?

健康・美容

2018/10/21

『「鼻呼吸」に変えるだけで、あなたのウエストに奇跡が起こる「くびれ」マジック』(マダム由美子/きずな出版)

 秋が深まると、お腹周りが気になることはありませんか? 気温に応じた重ね着テクはいつしか体形カバーに変わり、しかもサンマに新米、鍋や栗スイーツなど旬の味に舌鼓を打つ毎日。気づけば、夏はあんなに意識していたウエストの「くびれ」は今や見る影なし…。とはいえ、諦めるのはちょっと待ってください。

『「鼻呼吸」に変えるだけで、あなたのウエストに奇跡が起こる「くびれ」マジック』(マダム由美子/きずな出版)では、タイトルにもあるように「鼻呼吸」こそがウエストに変化をもたらすカギとしています。

 著者は6歳からの長きに渡る舞踏歴から、バレエの要素を取り入れたエレガンスな立ち振る舞いの独自メソッドを開発し、東京や大阪など各都市でレッスンを開講。これまで延べ5000人以上が受講し「美の変化」を体験して好評を博しているそうです。“エレガンシスト”を名乗り、日本ハイヒール協会理事長、ハイヒール研究家、中世西洋文化研究家としても活躍しています。

 そして驚きなのが、出産と育児も経験しながら50歳の現在もウエスト51センチを維持していることです!

 ところで、普段はどんな呼吸をしているか思い出してみてください。無意識に口を開けていることはないでしょうか。口呼吸は「見た目の美しさ」を損なうだけではなく、細菌やウイルスの体内への侵入がたやすくなり、口内の乾燥も引き起こし「喉の炎症、虫歯や歯周病、嚥下障害、いびき、アレルギー性鼻炎の原因」などという健康上のデメリットが考えられます。

 では、鼻呼吸に切り替えたらどんなメリットがあるでしょうか。健康面では呼吸時に鼻毛がフィルターとなり、体内への細菌やウイルス侵入を防ぐことができます。さらに口内の乾燥リスクも下がり、上記に列挙したデメリットがグンと減らせるのだとか。また、美容面からも「口元が締まり、筋肉も鍛えられるため、スッキリとした小顔の印象」となるそうです。

 実際に「正しい鼻呼吸」をすると次のようなことが感じられてくるそうです。「ウエストを作るための地ならし」とのことです。

1.お腹が凹みます
2.「背中」に、ぎゅっと力が入り、背筋が伸びます
3.「肋骨(あばら骨)」と「骨盤」の間に「隙間」ができます

 本書では、誰もが手軽にできて時間もほぼかからない、3秒ずつ吸って吐く「正しい鼻呼吸」を最初にマスターします。筆者もさっそくやってみましたが、体がスッキリするだけではなく、頭もクリアな感じになり、自然と何度か繰り返したくなりました。「正しい鼻呼吸」ができるようになったら、次に背中にある「脊柱起立筋」を機能させることが大切だそうです。脊柱起立筋は「別名“姿勢を保つ筋肉”といわれており、姿勢を保つためにも大きな役割を果たしている筋肉」で、「鼻呼吸」と「脊柱起立筋」を連動させることが「くびれ」のためには重要なのだそう。

 後半は「正しい鼻呼吸」と「脊柱起立筋」を目覚めさせる、バレエの要素を取り入れた簡単にできる3つのエクササイズが著者の写真解説付きで載っています。他にも“細見せテクニック”としてウエスト以外のくびれを使った「細く華奢に見せる方法」や、服装でウエストを細く見せる「美の黄金律」など、世代を問わず、この秋のファッションにもすぐ応用できる“「くびれ」マジック”のコツがたくさん紹介されています。

 誰でも手軽にできる「鼻呼吸」。習慣にすれば、美容効果はもちろん、風邪やインフルエンザの感染予防にもなるでしょう。エクササイズを実践して「くびれ」が復活したら、これからのパーティーシーズンがさらに楽しみになりそうです。

文=小林みさえ