神社参拝のベストタイミングは自分の「受胎日」! 親に聞くか(照)、逆算してパワスポに行こう

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公開日:2019/2/17

『はじめての 男のパワースポットマニュアル 神社編』(男のパワースポット研究会:著、若月佑輝郎:監修/秀和システム)

 ふらりと男旅をしているときに、勢いで観光地の神社に行くことがある。澄んだ空気と荘厳な建物、何百年もそこにあっただろう大木。それらに囲まれていると、普段は騒がしい友人たちも落ち着き、いつもとは違う空気が流れる。「たまには神社にくるのもいいね」…皆口を揃えてそういうのだが、いかんせん、誰も正しい作法が頭に入っていない。鳥居のくぐり方、手の清め方、お賽銭の納め方…。小さいころに親から教わった気もするけれど、どうにも記憶が曖昧で…。

 そんなときには、『はじめての 男のパワースポットマニュアル 神社編』(男のパワースポット研究会:著、若月佑輝郎:監修/秀和システム)があれば安心だ。パワースポット巡りというと“女子旅”のイメージがあるかもしれないが、本書は“男子向け”に特化した参拝マニュアル。男がつい忘れてしまう作法や、込められた意味を理解していないしきたりについて、しっかり確認できる。

■参拝は鳥居をくぐる瞬間から始まっている!

 神社の鳥居は“気”の門であり、その先は“神域(仙界)”だ。参拝するときは、その門を開くために、一番外側にある「一の鳥居」から、必ず立ち止まって礼をするようにしよう。本書によれば、重要なのは「門の扉を開けて入る」というイメージを持つことだという。鳥居は、厳粛な気持ちでくぐろう。

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■吉凶で騒がない! 正しいおみくじの読み方

 おみくじといえば、神社参拝のひとつの楽しみだ。仲間全員で引いてみて、「大吉だ!」とか「やべぇ、オレは凶だ…」などと騒ぐのも楽しいのだが、おみくじの役割はそれだけではない。

 本書によれば、おみくじの重要なメッセージは、和歌の部分に込められているという。和歌は、必ずひとつ、ある状況について詠われている。もし、きちんと引くことができていれば、今自分が置かれている状況を言い当てているはず。それをじっくりと読み解いてみよう。

■参詣にベストなタイミングは? 絶好のパワスポ日和とは

 パワースポット巡りは、そのタイミングも重要だ。より大きな開運エネルギーを得たいのならば、年に数回やってくるチャンスを逃さないようにしよう。まず、ひとつ目は、自分の受胎日である(!)。精子と卵子がひとつになったこの日は、今までにないエネルギーを取り入れやすいそうだ。また、冬至や夏至は“変化”、春分や秋分は“加速”に関する願いに効果的だ。それまで待てない人は、満月や新月の日に行くのもアリだという。

 本書は、他にも参拝の際の事前準備や、具体的な願いに応じたおすすめのパワースポットを紹介している。少し覗いてみるだけでも、「意外と知らなかった!」という知識がどんどん出てくるはずだ。せっかく神社に参拝するのなら、きっちりご利益をもらって帰ろう。

文=中川 凌