人に聞けないオトコの“夜”事情。ED回復薬とアンチエイジングの関係性とは?

健康・美容

2019/3/2

『20歳若返る デキる男のアンチエイジング』(古賀祥嗣/イースト・プレス)

「年齢より若く見られたい」
「いつまでもカッコいいオヤジでいたい」
「できれば…モテたい!」

 多くの男性は、幾つになってもそう思うもの。大切な家庭があったとしても道を踏み外さない限り、そう思うのは悪いことではない。なぜなら、あなたがいつまでもカッコいい男でいることで、周りの人にも活力を与えることができるからだ。

 元気いっぱいで怖いもの知らずだった若い頃と比べると、中高年の男性には多様な「男の悩み」がつきまとう。新聞や電車内の広告を見渡せば、いかに「ハゲ」や「メタボ」で悩んでいる人が多いのかがうかがえる。そして表立って語られることはあまりないが、実際にはかなり多くの男性が「夜の活力」について不安を抱えているのだとか。

『20歳若返る デキる男のアンチエイジング』(古賀祥嗣/イースト・プレス)の書中では、上に挙げたような中高年男性の悩みに対する解決策と、それを左右する「男性ホルモン」の仕組みが詳しく解説されている。本稿では本書の中から「夜」に関連する部分を掘り下げていきたい。

■あなたの夜はまだまだ現役ですか?

 少し古いデータだが、1998年の疫学調査による推定によると、日本におけるED(勃起不全)の患者数(30~79歳男性)は、ときどき性交ができないという「中程度ED」が約870万人、常に性交ができない「完全ED」が約260万人で、両者を合わせると1130万人になるという(ED診療ガイドライン2012年版)。

 このデータが約20年前のものであることを踏まえると、現在のED患者数はさらに膨大な数字になるのだという。ひとくちにEDとは言っても、自分がEDにあてはまるかどうかの判断は実際難しいようだ。本書では「EDを疑ってみたほうがよい症例」をいくつか挙げている。

・なかなか勃起しない
・勃起の持続時間が短い
・最後まで満足のいくようなセックスができない
・日によって勃起しないことがある
・最近セックスに自信が持てない

 このように、セックスをすること自体に不安があったり、満足度が低かったりする場合は、EDの可能性があるのだという。また、マスターベーションが難なくできたとしても、それはひとりでかなりリラックスした状態に限ったことなので、EDかどうかの指標にはならないそうだ。

■勃起回復だけではない! ED治療薬の意外な効用とは?

 ED治療薬と聞いてすぐにピンとこない方でも、「バイアグラ」と聞けば分かるだろう。本書では、「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」という3種類の代表的なED治療薬の特性と効果を紹介している。

 バイアグラはかなり知名度が高いが、効果そのものについて詳しいという人は多くないだろう。上に挙げたレビトラは食事の影響を受けにくかったり、シアリスは持続時間が36時間もあったりする。「最近夜の方がちょっと…」と悩む方は、専門医に相談して自分に合ったED治療薬を検討してみるのも有効な手だろう。

 また本書は、ED治療薬には血管を若返らせる効果があると説いている。血管内皮機能障害をED治療薬で解決するという本来の仕組みを理解すれば、このことは頷ける。

・記憶力がよくなる
・糖尿病などで傷ついた神経が回復する
・前立腺肥大症などの排尿に関する異常が改善する
・生活習慣病が改善する
などといった、ED治療薬のいわば「うれしい副作用」も報告されているそうだ。

「大人ならではの落ち着き」も確かに大切だが、仕事にも、遊びにも、そして女性にも貪欲で活発だった若かりしころの自分もまた、人生を謳歌していた良い記憶になる。一度きりの人生、男としての魅力や活力を取り戻したいと思うならば、ぜひ本書を手に取ってみてはいかがだろうか。

文=K(稲)