サマージャンボが当たる?日本一宝くじが当たる寺の住職が説く金運アップ「3つの口グセ」

暮らし

2019/6/24

『金運を爆上げする12の習慣』(今井長秀/幻冬舎)

 一攫千金の方法の1つとして、宝くじがある。一気に億単位の大金を得ることも可能だが、リターンとリスクは常に比例する。つまり宝くじはなかなか当たらない。

 100万円分を購入しても、大金どころか元金の100万円さえ戻らないなんてザラ。「宝くじに当たるより交通事故に当たる方が、確率が高い」という皮肉は周知の事実だ。

 ところが、この常識を覆すお寺が千葉県にある。1200年以上の由緒を誇る長福寺だ。日本一宝くじが当たる寺として知られ、2011年には年間15万人の参拝客を記録したそうだ。

『金運を爆上げする12の習慣』(今井長秀/幻冬舎)は、長福寺の住職を務める今井秀長さんが金運アップの極意を授け、宝くじに当せんする可能性を高めようとする1冊。

 正直なところを申し上げると、そこはかとない「これは本当なの?」という疑問が、書籍のいたるところから漂う。しかし運勢を扱う書籍は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」が大前提だ。本書の内容を少しだけご紹介するので、気になる方は引き続き読み進めてほしい。

■たった1年で「最強の金運体質」になる「12カ月プログラム」

「サマージャンボで1億円当たりました!」
「ロトのキャリーオーバーで6億円当たりました!」

 今井住職によると、参拝客からこのような喜びの声が続々と寄せられるそうだ。さらに宝くじだけに限らず、月収が倍になったり投資で儲かったり、あらゆる金運アップの声が届いているという。

 彼らに共通しているのは、長福寺にお奉りされている「吉ゾウくん」にお祈りしたからだという。仏さまにお願いすると金運がアップするのだそうだ。

「吉ゾウくん」の由緒は室町時代にさかのぼる。学問を統括する偉いお坊さんが寺で厳しい修行を積んでいた。あるとき突如、白い象が天から舞い降りた。仏教において「白い象」は「仏さまの化身」であり、悟りを開いた人のところに降臨するという。

 ここで得た仏の化身の教えを説いているのが長福寺であり、白い象を親しみやすいキャラクターにしたのが「吉ゾウくん」だそうだ。

 本書ではたった1年で「最強の金運体質」になる「12カ月プログラム」を組み、1か月ごとに行うべき吉ゾウくんの教えを分かりやすく解説している。

 つい先日明けたと思った2019年も、もうすぐ後半戦だ。残りの半年をラッキーに乗り切り、来年6月には最強金運体質になっていたい。そこでこの記事ではスタートアップとなる「6月」と「7月」のプログラムをご紹介したい。

■6月はキラキラしたものを身につけ、笑顔で人と接する

 人は明るくキラキラしたものに心を惹かれる。それはお金も同じだそうだ。金運はキラキラするところが大好きで、さらに自分に自信を持つキラキラとした人に寄っていくという。うん、これはちょっとだけ分かる気がする。

 梅雨はジメジメした時期で心も沈みがち。だからこそキラキラした服装やアクセサリー、装飾品を手にして、自信を取り戻し、金運を呼び寄せたい。

 だが、いきなりイメチェンするのが難しい人も多いはずなので、まずは財布やスマートフォンなどの小物からキラキラしたものに変えていけばいいそうだ。

 ちなみに「キラキラ」とは、ゴールドやシルバー色を指し、ラメやラインストーンなどの光を反射する素材のことだそう。

 さらに服装や持ち物などの身なりに気を遣うばかりじゃなく、内面もキラキラさせることを意識したい。作り笑顔でいいので、笑顔で人に接していれば、自分自身が楽しくなる。やがて周りの人も良い気分になり、心がキラキラ磨かれて、金運がアップするそうだ。

■心がレベルアップし、金運がドカンとアップする「3つの口グセ」

 7月はビッグイベントがある。サマージャンボの発売だ。なんとかして当せんしたい。今井住職によると、心がレベルアップし、金運がドカンとアップする「3つの口グセ」があるという。それがこれだ!

・ありがとう
・おもしろい!
・できる!

 ビックリするほど拍子抜けしてしまうが、もうちょっとだけ付き合ってほしい。今井住職によると、長福寺に訪れた参拝者が「宝くじ当たりました!」と喜びの報告をしたとき、周りの反応は2つに分かれるという。

◎「すご~い、私にもあたるよね」→当選します。
×「どうせ、当たんないよ……」→永遠に当せんしません。

 口から発する言葉は、無意識のうちに行動をつくる。マイナスの言葉を発すれば発するほど、その人の豊かさや幸せに影を落とす。

 反対に前向きな言葉を発すると効果は絶大だ。当せん者の喜びを聞いて「すごい、私も!」と考える人は、前向きな行動に導かれていつか当せんするかもしれない。

「にわかに信じがたい」と考える人も、こういった言葉を発して損はないだろう。人望がある人ほどよく言う言葉だし、誰だって言われて嫌な気分はしない。宝くじ云々は一度忘れて、この3つの口グセは心がけたいところだ。

 金運がドカンとアップする「3つの口グセ」は、人としての器を大きくし、サマージャンボに当せんする第一歩だ。心の汚れを落として、当せんに近づく最強の金運体質の始まりなのだ。

 あえてもう一度言うが、本書の内容は「当たるも八卦、当たらぬも八卦」。そこはかとない「ほんとぉ?」が拭い去れない人は信じなくていい。一方、信じる人は実行してみるといい。

 宝くじは夢見る一攫千金のチャンスだ。本書はその夢を感じさせる明るい文体でつづられている。金運が上がるかどうかは分からないが、前向きな気持ちにさせてくれるのは間違いない。

文=いのうえゆきひろ