不倫相手は妻よりブスが8割!? 日本一の探偵社が明かした不倫調査の「意外な事実」

暮らし

2020/3/24

『探偵の現場(角川新書)』(岡田真弓/KADOKAWA)

 小説や映画で活躍する探偵たちは一癖も二癖もある個性派揃いだ。時には刑事を差し置いて難事件を解決する格好いい存在である。

 しかし現実で探偵たちが難事件を解決する機会はそうそうない。実際の探偵たちによる調査の実態をひもといた『探偵の現場(角川新書)』(岡田真弓/KADOKAWA)によると、依頼の約7割は浮気や不倫にまつわる調査であるという。

 著者は業界一の売上を誇る総合探偵社・株式会社MR(以後、探偵社MR)を設立した女性社長である。本稿では業界一の探偵社が明かす不倫調査にまつわる事実を取り上げて紹介していく。

「不倫相手は妻よりブス」なワケ

 本書では、探偵社MRがこれまでに分析した不倫の実態やデータが惜しみなく公開されている。ひとつ紹介すると「不倫相手は妻よりブスが多い」という。

「妻よりも魅力的で美しい女性と不倫」というのは、じつはフィクション(妄想)の世界でしかないというのである。現実は丸っきり逆であることが多く、探偵社MRに依頼があった8割は「奥さんより容姿が劣る女性と夫が不倫している」というものであった。

言葉は悪いがブスな不倫相手は、ブスゆえに男性に好かれた経験がなく、既婚者であっても深い関係になった相手に対して、心から全力で尽くすという。(中略)そんな夫に、至れり尽くせりで接する女性は、たとえブスであろうとも、情が移ってしまうのは否めない。もちろん夜の営みの方もサービス満点だとか。(pp.93~94)

 不倫相手は容姿が優れているというより、男性の要望にがんばって応える女性が多い、ということだ。ただし、そういう女性はひとりの男性に固執しすぎるところがあり、「美人な不倫相手」以上に注意が必要な存在ともいえそうだ。

パートナーの浮気が発覚したら…半数以上が復縁!?

 まさに今、パートナーの不貞を疑い、どうにか白黒つけたいと思っている人に、本書の「不倫・浮気チェック法」はうってつけだ。

 探偵が薦める浮気チェックとして「スマホ」「お財布」「自家用車」「SEX」「日常」という5つのカテゴリがあり、全部で40以上のチェック項目が紹介されている。

 もしも「スマホの予測変換に愛の言葉や女性の名前」「家に帰るとすぐにシャワー」など、思い当たるチェック項目の多さに愕然としてしまったら…。すでに別れのカウントダウンははじまっているのだろうか?

 本書によると、探偵社MRの調査で不倫が発覚した約7割の夫婦が、なんと関係を「継続」しているというデータが示されている。仮面夫婦になったわけではなく、「復縁」をしているのだ。

 これは依頼人に寄り添うカウンセラーを配置し、アフターケアを徹底している「探偵社MRだから」という部分も大きいが、見て見ぬふりをするほうが恋人・夫婦関係は破綻しやすいとも考えられるだろう。ただし、調査の7割が夫婦を継続しているとはいえ、なかには不倫が発覚して言葉通り“全てを失った”人もいることは付け加えておく。

「不倫されていた」と知るのはかなりツラい。しかし真実と向き合うことが、事態を前向きに捉えるきっかけにもなる。探偵(少なくとも探偵社MR)の仕事は、人の秘密を暴くだけではないのである。

文=ひがしあや