忙しい人、ずぼらさんもこれなら続く? たった6つの運動でやせる最小限のエクササイズ

健康・美容

更新日:2021/1/19

やせるのに必要な最小限エクサ
『やせるのに必要な最小限エクサ マンションOK 道具ゼロ 超簡単』(今野拓也/KADOKAWA)

 やせるために必要な運動は、6つだけ。時間にして1日たったの7分です。InstagramやYouTubeの総フォロワー25万人を誇る「ととのえて、からだ。」の、こんさんメソッド! 『やせるのに必要な最小限エクサ マンションOK 道具ゼロ 超簡単』(ととのえて、からだ。今野拓也/KADOKAWA)は、人気インストラクターのこんさんが独自に考えた、忙しい人でも、ずぼらな人でも、初心者でも無理なく続けられる必要最小限のエクササイズがまとめられています。使うのは1畳ほどのスペースで、飛んだり跳ねたりしないからマンションでもOKなのもうれしいポイント。

脚のエクササイズにトライ!

脚のエクササイズにトライ!

 床に置かれたものを拾うような姿勢で深くしゃがむエクササイズです。股関節をしっかり開きながら、反動をつけずにゆっくりしゃがんだり、立ち上がったりを繰り返しましょう。

ここに効く!:腰から太ももの付け根、前もも、お尻全体

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[目標時間] 1分間

①足を肩幅より広く開いて立ちます。つま先は外向き、足の指は浮かせず、足裏全体に体重を乗せることを意識! 目線は正面に。腕は斜め前にします。

足を肩幅より広く開いて立ちます

②お尻を突き出すイメージでしゃがみます。ひざは外向き、目線は斜め下に。太ももと床が平行になるまで落とします。背中は無理に反らせたり丸めたりせず、自然に伸ばして。
NG:ひざが内向きになっていると、ひざに負担がかかるだけでなく、前ももが張ってしまう原因に。

お尻を突き出すイメージでしゃがみます

 ①~②を1分間繰り返します。

きついときは、コチラの方法でも!

 上記の方法がきつい場合は椅子に座って立つ、を繰り返しても同じ効果が。

①椅子に浅く座り、足を開いて背筋を伸ばす。このとき、つま先はやや外向きにします。

椅子に浅く座り、足を開いて背筋を伸ばす

②上体を前傾させる。目線は斜め下に。

上体を前傾させる

③ゆっくりと立ち上がる。

ゆっくりと立ち上がる

 ①~③を1分間繰り返します。

 エクササイズには、どこをどの角度で動かすかという解説はもちろん、本書には詳細がわかる特別動画を閲覧できるQRコードも掲載されています。

最小限エクサが効く理由

 こんなに簡単なエクササイズを、骨盤の左右差を整える→脚→お尻→胸→背中…と各1分×7種類=合計7分間行うだけ。

 この最小限の運動が効く理由は、大きな筋肉にまんべんなくアプローチするから。また、7分は多くの人が続けやすい時間でもあります。応用編もあるので、自分に合った回数や強度で行うことができます。

 3週間くらい続ければ、体の変化を感じられるはず!

キレイの習慣化を応援します!

 本書は、キレイになるために習慣をととのえる入り口として、最小限のエクササイズを紹介しています。運動とともに「やせる」をサポートする食事と生活習慣についても、分かりやすく書かれています。

 一番大切なのは、日常生活に運動を取り入れ、継続すること。こちらの本は、今まで三日坊主だった人にもおすすめの一冊です。こんさんが、続けるコツも教えてくれるんです。たとえば、続かないときは笑えるくらいハードルを下げる=「毎朝トレーニングウエアに着替えるだけ」にするとか、予定変更に対応する行動パターンを決めておく=「急なお誘いで飲みに行くなら、焼き鳥のお店でビールは2杯まで」など、ちょっとした心がけでよいものばかり。なんだか、できそうな気がしてきませんか?

 さあ、あなたも「最小限エクサ」でキレイを習慣化しましょう!

撮影=八幡宏 モデル=塚本晴香 文=本川かや