強敵登場でますます盛り上がる“数学男子”の挑戦!『数学ゴールデン』2巻に「激アツ。めっちゃ面白い」と絶賛の声

マンガ

公開日:2021/3/5

『数学ゴールデン』(藏丸竜彦/白泉社)

「数学」に情熱を燃やす高校生たちを描く話題作『数学ゴールデン』の2巻が、2021年2月26日(金)に発売。ますます熱量を増していく青春模様に、ネット上では「激アツ。めっちゃ面白い」「とにかく熱量がすさまじい」「ワードチョイスもストーリーも絶妙な青さが最高に好き」といった声が相次いでいる。

 同作で描かれるのは、一握りの高校生しか参加できない数学の祭典「数学オリンピック」の世界。主人公・小野田春一は数学オリンピックの日本代表となるべく、ストイックに努力を続けていた。物語は高校に入学した小野田が、数学を愛する少女・七瀬と出会ったことから大きく動き出していく。

 作者の藏丸竜彦は、「九州大学」の数学科を卒業した後、高校教師として数学を教えていたという経歴の持ち主。その後、マンガ家を育成する「トキワ荘プロジェクト」に参加し、2019年9月から同作の連載をスタートした。

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 数学オリンピックという珍しい題材ながら、作中の描写はリアリティたっぷり。さらに“スポ根”ものを彷彿とさせる熱い展開もあり、以前から「数学ゴールデン、すごく数学してて好きだなあ。ていうか、中高生の『数学が好き』を真面目に描いてて好きだなあ」「これは…たぎる! とにかく何か思考したくなる! 考えるのが楽しくなる!」「不器用な主人公と、柔軟で素直なヒロインの構図が素晴らしい…。苦味がありながらも熱い展開に1話2話も感動してしまった」と絶賛されていた。

 第2巻では仲間や居場所を少しずつ手に入れ始めた小野田に、最初の試練が訪れる。名門高校の数学研究部に参加するためのテスト会場に、数学オリンピックを知る天才が現れるのだ。努力するほどリアルになっていく目標への距離、そして自分よりできる強敵の存在。くじけずに突き進む少年のひたむきな想いは、はたして実を結ぶのか……。

 ユニークな設定と、ボーイミーツガールという王道のストーリーを掛け合わせた『数学ゴールデン』。複雑な数式から導かれる美しい答えのように、その展開は人の心を揺さぶるだろう。今からでもぜひコミックスを手に入れて、少年少女の挑戦を見守っていこう。