“リピート”必至な映画には、理由がある! 観るたび楽しみが広がる「今月のプライム・ムービー」をレコメンド
更新日:2021/4/13
『ジョン・ウィック:パラベラム』で旅の記憶が蘇る?旅行好き編集部による映画の楽しみ方
社会人になって7年目の私は、かなりの頻度で旅行に行っています。旅先は国内外問わず、思いついたが吉日で旅立つこともしばしば。九州を列車で横断する旅を敢行したり、海外で訪れたのはクロアチアにニュージーランド、マレーシアや台湾などなど。
フットワークが軽すぎるので、定期的に外へ飛び出さないと悶々としてしまうのですが、遠出が出来ない時の支えは、映画鑑賞だと言えます。
私のバイブルムービー「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは、全編がほぼニュージーランドで撮影されています。念願叶ってニュージーランドを訪れた際は、実際に使われた撮影セットが残っているロケ地まで行って、文字通り”映画の世界に飛び込む”という、夢のような体験をしました。

2年前にはモロッコを旅行したのですが、実はモロッコは映画やドラマ撮影の聖地だとご存知でしょうか?大人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズの撮影や、ラッセル・クロウが古代ローマの戦士を演じた『グラディエーター』など、数々の名作が撮影されているんです。様々なロケ地を巡り、異国情緒溢れる空気感を存分に味わった旅行でしたが、その時の記憶が蘇ってきた一作が、『ジョン・ウィック:パラベラム』です。
引退した殺し屋が復讐のために裏世界に舞い戻り、巨大な組織に立ち向かう姿を描く「ジョン・ウィック」シリーズの最新作で、キアヌ・リーヴス演じる、チートレベルに強い“伝説の殺し屋”が「やりすぎ!」というぐらいド派手なアクションを見せてくれます。

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本作では、掟を破ってしまい、世界中の殺し屋から狙われることになったウィックが、旧友ソフィア(ハル・ベリー)に助けを求めてモロッコへ向かいます。モロッコへたどり着いたウィックが歩く市街には、鮮やかな衣装をまとった人々が行きかい、色とりどりの香辛料や食べ物が並び、「ああ、私が行った市場もこんなふうだったな」と懐かしく思いました。やがてウィックが忍び寄ってきた男たちに襲われる、危険な香りが漂う路地裏を観ても…「そうそう、こういう怖い雰囲気の場所もたくさんあった」と、当時感じた空気や香りが蘇るようでした。

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もちろん旅行先ではたくさんの写真や動画を撮影しますが、自分が実際に行った場所をスマホのデータではなく、映画のなかで観られるのは、なんだかワクワクしませんか?リアルな空気感を感じられて臨場感が増し、何度でも観直して、新しい発見がないか探したくもなりますね。「あれ、よく観たら、この場所私も行ったところでは!?」なんて気付きがあるかもしれませんから。

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こんな風に、映画を現実と結びつける楽しみ方もオススメです!特に「ジョン・ウィック」シリーズは各国を舞台にした作品なので、旅行好きの人は、自分の旅行の記憶を思い出しながら、あまり行かない人も、いつかこのロケ地に行ってみたい、といった視点で観てみてはいかがでしょうか。


文/MOVIE WALKER PRESS編集部
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