「応援してる」の言葉に背中を押されて、好きな人に気持ちを伝えに行く／もしも世界に「レンアイ」がなかったら⑮

『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』（ヤチナツ/DPNブックス）第15回【全15回】

もしもこの世界に恋愛がなかったら…。特定の相手を作らずに、色々な人とセックスするのがこの世界の常識。生まれてきた子供は周りのみんなで協力し合って育てる。恋愛をしないため男女の嫉妬心は生まれず、みんな仲良く平和に暮らしている。しかし、中には恋愛感情を持ち“好きな人には自分のことだけを見てほしい”と思う少数派の人間「レンアイ」もいる。そして、主人公の乙葉も「レンアイ」の1人で、周囲に理解されづらいことから、友人たちに打ち明けられずに過ごしていた。思いを寄せる相手・太一とのハッピーエンドを夢見ながらも、傷つき葛藤する乙葉が出す答えとは…。恋愛の面倒さやもどかしさ、そして素晴らしさを再認識できる新境地的作品『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』をお楽しみください！