「何しに来たんだっけ?」ど忘れしたときに、思い出しやすくなるコツ/ざんねん? はんぱない! 脳のなかのびっくり事典⑧

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公開日:2020/9/15

『びっくり事典』シリーズの最新刊! 今度のテーマは「脳」です。学習や記憶はどのようなメカニズムで行われている? 光や音などの外部刺激から、どのようにして世界観を作り上げている? など、脳にまつわるさまざまな謎を紹介していきます。

『ざんねん? はんぱない! 脳のなかのびっくり事典』(四本裕子:監修、加納徳博:絵、こざきゆう:文/ポプラ社)

ど忘れする前と似た状況をつくると思いだしやすい

びっくり度 ★★☆☆☆

ざんねん? はんぱない! 脳のなかのびっくり事典

 ど忘れした記憶は、脳から完全に消えているわけじゃない。人の名前をど忘れしたとき、「○○さんだよ」と言われれば、「そうだ、○○さんだ」とすぐに思いあたるのが、何よりの証拠だ。

 では、ど忘れしたときは、どうすれば思いだしやすくなるのだろう? それは、ど忘れをする前と同じような状況をつくるといい。

 たとえば、目的があって親の部屋に入ったのに、何をしにきたのかど忘れをする。そんな経験、あるんじゃない? このとき、その場で思いだそうとせず、元いた場所にもどるのだ。そしてまわりの光景を見たり、前と同じ行動をしたりすると、思いだせる確率が高まる。つまり、記憶をよびもどすきっかけを、脳にあたえているのだ。

<第9回に続く>