ほとんどの人が勘違い!? 「テンパる」の本来の意味はポジティブだった/毎日雑学

文芸・カルチャー

公開日:2020/10/5

ほとんどの人が勘違い!? 「テンパる」の本来の意味はポジティブだった/毎日雑学

 身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!

 この雑学では、意外と知られていない「テンパる」という言葉の意味や語源由来を解説します。

雑学クイズ問題

「テンパる」は本来どういう意味?

 A. 余裕が無くなる

 B. 気分が高まる

 C. 切羽詰まる

 D. 準備が整う

 答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

意外と知らない「テンパる」とはどういう意味? 語源や由来も解説!

普段使うテンパるという言葉の意味

 テレビや日常会話でもかなり聞く「テンパる」という言葉。なぜだか「テンパる」とカタカナで書く不思議な言葉ですよね。緊張して気が気じゃない時などによく「テンパる」という言葉を使います。そのため、「いっぱいいっぱいの状態」「パニック寸前の状態」のような意味として使われている日本語です。

 しかし、実は本来の「テンパる」は全く違う意味だったということをご存じですか? いつの時代からか違う意味で使われるようになり意味が変化してきた言葉で、元々は全く違う意味だったそうです。

 今回は「テンパる」という言葉の語源にも触れて、わかりやすく解説していきましょう。

「テンパる」という言葉の語源について

「テンパる」という言葉の本来の意味を知るには、この言葉の語源を知る必要があります。

「テンパる」という言葉は、麻雀を知っている人にとっては耳馴染みなのではないでしょうか。「テンパる」は元々は麻雀用語であり、あと一つ欲しい牌が手に入れば上がれる状態になることを指します。

 あと一つで上がれる状態のことを「聴牌(テンパイ)」といい、これに「る」を付けて動詞にしたものが「テンパる」となります。「てんぱい」で変換すると、機種によってはきちんと「聴牌」と変換されるでしょう。つまり「テンパる」とは「あと一歩の状態」ということなんですね。

ほとんどの人が勘違い!? 「テンパる」の本来の意味はポジティブだった/毎日雑学

「テンパる」という言葉の意味

 語源がわかったところで、続いては意味について解説していきます。

 本来の「テンパる」という言葉の意味は、麻雀用語を語源としていて以下のような意味で使われていました。

・準備が整った状態
・余裕を持った状態

 こうみると、「いっぱいいっぱいの状態」「パニック寸前の状態」といった意味とは逆の意味で使われていた言葉だということがわかります。しかし、時代が進むにつれて徐々に「直前の状態 → ぎりぎり → 切羽詰まる → 余裕が無い」のように意味が変化していき、違った意味で使われるようになりました。

 麻雀をしている時も、あと一歩で上がれる状態になると急にソワソワしだしたり、落ち着きがなくなったりする人もいるため、そういった点からも「テンパる」という言葉の誤解が生まれたのだと考えられます。麻雀をしたことがある人はなんとなく「テンパる」という言葉は「準備が整った」という意味だと理解しているかもしれませんが、麻雀のルールを知らない人の方が一般的には多いため、今後も元々の意味ではないかたちで広く認知されていくのでしょう…。

 それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

 雑学クイズ問題の答えは「D. 準備が整う」でした!

 

まとめ

「テンパる」という言葉は「いっぱいいっぱいの状態」「パニック寸前の状態」といった意味で使われているが本来は違う意味である。

 元々は麻雀用語で、あと一つの牌で上がれるようになった状態を「聴牌(テンパイ)」といい、これが動詞となって「テンパる」となった。

 このことから、「テンパる」とは「あと一歩の状態」つまり「準備が整った状態」が本来の意味である。

 しかし、「直前の状態」という事から余裕がない状態という言葉とされ、徐々に「切羽詰まった状態」などの意味の言葉として変化していった。

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