ピアノも教科書も電卓も…実は世の中に溢れている略語と正式名称まとめ/毎日雑学

文芸・カルチャー

公開日:2020/10/8

ピアノも教科書も電卓も…実は世の中に溢れている略語と正式名称まとめ/毎日雑学

 身近なのに意外と知らない身の回りのモノの名前の由来や驚きの事実。オフィスで、家庭でちょっと自慢したくなる、知っておくだけでトクする雑学を、毎日1本お届けします!

 この雑学では意外と知られていない略語となっている日本語の一覧をまとめて紹介します。

雑学クイズ問題

次のうち略語ではないものはどれ?

 A. カラオケ

 B. レーザー

 C. バス

 D. チューブ

 答えは記事内で解説していますので、ぜひ探しながら読んでみてくださいね!

略語の日本語一覧まとめ。実はプレハブ、食パン、ピアノも略語

 普段から何気なく使っている言葉にも、実は「略語」がたくさん紛れ込んでいます。しかし、それが略語だと知らずに使われていることがとても多いようです。むしろ略した言葉ではなく正式名称を使うと伝わらなくなってしまうようなケースさえあるぐらいです。

 皆さんがよく食べている「食パン」も略語ですし、鍵盤楽器の「ピアノ」でさえ実は正式名称ではなく略語なのです。

 今回は「え、これも略語なの!?」と思ってしまうような言葉をまとめて紹介していきましょう。普段からよく見かけるものにも略語はたくさん紛れているので、職場や学校などでの話のネタとしても使ってみてくださいね。

略語の日本語一覧まとめ

 それではさっそく略語である日本語を一部紹介していきましょう。

●食パン

 パンなのだからそもそも食べるのに、「食パン」という名前は言われてみると不思議ですよね。これは「主食用パン」の略語であり、日本に食パンが広まったころに海外で広く主食とされていたパンのスタイルだったことから主食用パンと名付けられ、現在では食パンと略されて呼ばれています。

 また、デッサン(素描)などの際にはパンを消しゴムがわりにすることがあり、消しゴム用のパンのことを「消しパン」と呼んでいたことから、食べるパンと区別するために「食パン」と呼ばれるようになったとも言われています。

●バス

 バスという言葉は、実は「オムニバス」の略語です。もともとはラテン語で「全ての人のために」といった意味の言葉でしたが、大人数で乗れる「乗合馬車」という現代のバスのような乗り物が誕生したことがきっかけで、「乗合馬車=オムニバス」となりました。オムニバスを省略するようになった結果として「バス」という言葉が誕生したんですね。

●経済

 経済は「経世済民(けいせいさいみん)」という言葉が省略されたものです。「経世済民」には「世の中をよく治めて人々を苦しみから救う」という意味があります。

●合コン

 合コンといえば「合同コンパ」の省略だと思われていますが、コンパという言葉も略語です。コンパは英語の「company」の略語であり、この場合は「交際」や「付き合い」という意味の言葉です。

●モスバーガー

 モスバーガーの「モスって何?」と疑問に思う人は多いかもしれません。実はこれは「Mountain Ocean Sun」の略語であり、「山のように気高く堂々と、海のように広い心で、太陽のように燃え尽きることのない情熱をもって」という意味だそうです。

●ボールペン

 ボールペンの正式名称は「ボール・ポイント・ペン」です。ボールペンという言葉は英語のように聞こえますが、実は和製英語のため海外では通じません。構造上ペンの先に小さいボールがはまっていることから「ボール・ポイント・ペン」と名付けられ、日本ではボールペンと省略されるようになりました。

●プレハブ

 プレハブは「プレファブリケイティッド・ハウス」という英語を省略したものです。そのまま日本語訳すると「事前に作られた家」という意味ですね。

●リストラ

 リストラは日本では従業員をやめさせるような意味合いで使われている言葉です。もともとは「リストラクチャリング」という英語が由来となっており、これは「再構築」という意味です。会社を再構築するために、事業を縮小するときなどに使われる言葉です。

●シャーペン

 シャーペンといえば「シャープペンシル」を省略した言葉ですよね。しかし、「シャープペンシル」という言葉も省略されたものです。正式名称は「エバー・レディー・シャープ・ペンシル」であり、シャープペンシルはシャープによって商標登録されている商品名だそうです。英語ではリードペンシル、またはメカニカルペンシルと呼ばれているため、英語で伝えたい場合は注意が必要です。

●ソフトクリーム

 ソフトクリームはそのまま英語でも使われていそうですが、これも実は和製英語です。英語では「ソフト・サーブ・アイスクリーム」で、ソフトサーブと呼ばれることも多く、日本では柔らかいアイスであることからソフトクリームと省略されるようになりました。

●ペペロンチーノ

 ペペロンチーノは何が略されているのか想像しづらい、ある程度長い名前ですが、実は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」ともっと長い料理名です。イタリア語でペペロンチーノは「唐辛子」という意味で、アーリオが「にんにく」、オーリオは「オイル」という意味です。お店によっては「アーリオ・オーリオ」とメニューに表記されていることもありますが、これもペペロンチーノのことです。

●教科書

 誰もが使ったことのある「教科書」も、実は略語です。正式には「教科用図書」と呼ばれるものですが、普段から略語だなんて気付かずに当たり前に使っていますね。

●ピアス

 ピアスという言葉自体は「突き刺す」という意味になります。そのため正式名称は「ピアスド・イヤリング」で、省略してピアスと呼ばれています。

●ピアノ

 実はピアノの正式名称は「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」ととても長いのです。これはイタリア語が語源となっていて、日本語にすると「強い音や弱い音を出せるチェンバロ」という意味になります。

●コンビーフ

 食卓のお供であるコンビーフも「コーンド・ビーフ」の略語です。コーンド・ビーフとは塩漬けした牛肉という意味で、これが転じてコンビーフと省略されるようになりました。

●レーザー

 レーザーは「ライト・アンプリフィケーション・バイ・スティミュレイテッド・エミッション オブ・ラジエーション」の略語であり、元々はとても長い言葉です。それぞれの頭文字をとって「レーザー(Laser)」と略されていて、日本語にすると「誘導放出による光の増幅」という意味になります。

●電卓

 電卓も「電気式卓上計算機」の略語です。英語では「electronic calculator」と呼ばれています。

●カラオケ

 カラオケも、実は「空オーケストラ」の略語です。元の意が転じて、事前に録音した楽曲を再生・操作する装置のことを「カラオケ」と呼ぶようになり、生演奏にあわせることを「生オケ」と呼ぶようになりました。

●チューハイ

 チューハイは「焼酎ハイボール」の略語であり、甲種焼酎をプレーンな炭酸水で割ったもののことでした。しかし、現在では焼酎ベースではないものや炭酸で割ってないものもチューハイと呼ぶようになり、広い範囲の低アルコール飲料を指すようになりました。

 以上が意外な略語の紹介でした。いかがでしたか?

 それでは雑学クイズの正解発表です、答えはもうお分かりですよね?

雑学クイズ問題解答

 雑学クイズ問題の答えは「D. チューブ」でした!

 

まとめ

 普段何気なく使っている日本語にも実は略語がたくさんある。

「食パン」「バス」「経済」「合コン」「モスバーガー」「ボールペン」「プレハブ」「リストラ」「シャーペン」「ソフトクリーム」「ペペロンチーノ」「教科書」「ピアス」「ピアノ」「コンビーフ」「レーザー」「電卓」「カラオケ」「チューハイ」はすべて略語である。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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