あなたの自律神経をセルフチェックしてみよう! 1つでも当てはまると乱れている可能性が…/図解 自律神経の話③

健康・美容

公開日:2020/10/29

心と体のパイプ役を果たす自律神経。原因不明の体調不良の多くは、自律神経を整えればある程度改善できます。私たちが日常生活で実践すべき自律神経を整えるコツなどを、専門医が図解でわかりやすく解説します。

眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話
『眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話』(小林弘幸/日本文芸社)

あなたはどのタイプ?自律神経4タイプ

「1:1」のバランスが理想的

 交感神経と副交感神経のバランスは人それぞれ。必ずしもどちらか一方が優位になるわけではなく、両方の働きが高い人もいれば、逆に両方が低い人もいます。具体的には次の4タイプに分かれます。

①交感神経と副交感神経ともに高い
 交感神経の働きにより高い集中力や適度な緊張感を持ちながら、副交感神経の働きによる落ち着きやリラックス感も保っている状態。まさに心身ともに絶好調といえる状態です。

②交感神経が高く、副交感神経が低い
 ストレスを抱えている人に多いタイプ。交感神経が緊張や興奮を呼び起こし、副交感神経によるブレーキも利かないため焦りやイライラを感じやすくなります。血流が悪くなることで、健康状態にも悪影響が生じます。

③交感神経が低く、副交感神経が高い
 アクセルが踏み込めずやる気や集中力が発揮できません。ブレーキの利きも強すぎるので、眠気やだるさ、抑うつ状態に陥りがちです。

④交感神経と副交感神経ともに低い
 自律神経の有効な働きが失われている状態で、活動自体が困難になります。

 交感神経と副交感神経は①のようにどちらも高く「1:1」のバランスで働くのが理想的。②や③のように「1:1.5」以上の差が生じると、心身に不調が現れやすくなります。

自律神経のタイプは4つに分けられる

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交感神経、副交感神経どちらも極端に低いと病気の発症リスクあり

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②の交感神経が高く副交感神経が極端に低いタイプは、ストレスが多い現代人に最も多いタイプ。いつもイライラしているので、血流が悪くなり免疫力が低下しているため、感染症や様々な病気へのリスクが高まります。

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③の交感神経が低く副交感神経が極端に高いタイプは、高すぎる副交感神経のため、アレルギー発症率が高い上、うつになるリスクも抱えています。

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④の交感神経と副交感神経どちらも低いタイプはやる気や覇気がなく、いつもぐったりとした状態です。

自律神経をセルフチェックしてみよう

自分の自律神経の状態は大丈夫?

 病院で診てもらって特に問題はないと診断されても、「朝すっきり起きられない」「何事にも疲れやすかったり、イライラする」「風邪を引きやすいうえ、なかなか治らない」「なんだかやる気がおきない」など、なんとなく不調を抱えている現代人はとても多いもの。そういった不調の多くは、自律神経バランスの乱れが原因かもしれません。自律神経は体にとって重要な役割を持っており、そのバランスが崩れると体や心に多大な影響を及ぼしてしまいます。

 自律神経の乱れからくる不調は人によって様々ですが、自分の自律神経が乱れているかは、簡単に確認することができます。

 左のチェックリストは自律神経の乱れからくるありがちな症状を16項目にまとめたものです。自分に当てはまると感じるものにチェックを入れてください。この自覚症状のうち、一つでも当てはまり、その状態が慢性的に続いているようであれば、自律神経が乱れている可能性が高いといえます。この自律神経の乱れが慢性的に続くと「自律神経失調症」という名前がつきます。

 この後のページで、スマートフォンのカメラ機能を使って、簡単に自律神経を測ることができるアプリを紹介しています。自分の自律神経の状態をより詳細に確認したい方はアプリをダウンロードしてみてください。

眠れなくなるほど面白い 図解 自律神経の話

<第4回に続く>

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