節目/富田美憂の「私が私を見つけるまで」⑩
公開日:2021/2/7

「高校生声優」。
正直、目を引く肩書きだったと思います。
現場でも「キャラクターと同い年なんですね」という会話がまず生まれます。
決して「現役高校生」という肩書きに甘えていたわけではなかったけれど、高校を卒業して一番に思ったことは「このままのイメージで良いのだろうか」ということでした。
きっと「若い」というイメージは、今後私にしばらくついてくると思うし、この年齢でいられるのも今だけ。
だからといって、年齢にとらわれすぎたくもありません。
きっと仕事の場面では、「若いからしょうがない」とか「まだ若いし」で済まされることはないし。
仕事を始めたからには「大人」としてやっていかなきゃいけないわけで、もちろんオーディションで役を勝ち取るにも、自分より年上の先輩方と勝負していかなければいけません。
だから年齢関係なく、そして年齢に甘えずひとりの「大人として」頑張っていこうと、高校卒業のタイミングで改めて思いました。
当たり前のことですが。
まだ自分は業界的に若い方だと思うけど、「21」という年齢を自慢げに話したいとも思わないし。「年齢」だけで、いろいろ判断されなくないよね。
ですが、若くて未熟だからこそできる芝居もあるし、出会えるキャラクターも沢山います。
そんな素敵な子達に出会わせてくれた高校3年間には感謝だし、いつまでもフレッシュな気持ちでいたいですね。
最近は現場で自分より年下の方に会う機会も増えたので、親戚のおばちゃんみたいな話しかけ方しちゃうなぁ笑
10代のうちから現場に出るってすごく大変なことだと思うし、現場での居場所に迷ったりもすると思うので、余計に世話を焼きたくなっちゃいます。
難しいことを沢山つらつら綴りましたが、まとめると「頑張る気持ちに年齢なんて関係ないと思うし、楽しく仕事していきたいね」ってことです!
私は今日も仕事が楽しい。