「思う壺」ってどんな壺? 同じ壺でも「ドツボ」の壺とは違う壺だった!/毎日雑学

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公開日:2021/2/26

「思う壺」ってどんな壺? 同じ壺でも「ドツボ」の壺とは違う壺だった!/毎日雑学

 今回は、思う壺の意味と由来・語源について解説します。

雑学クイズ問題

 思う壺ってどんな壺?

 A. サイコロを振るときの壺
 B. 商人が売りつける高い壺
 C. お花を生けるための壺
 D. 大切なものをしまう壺

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「思う壺」の壺って何?

 日常生活の中でも「思う壺だ」などよく聞きますよね。

 そもそもそこの「壺」にはどんな意味が込められているんでしょうか?

 その前に「思う壺」の意味について知っておきましょう。

 思う壺とは、自分の期待通り・狙い通りになることです。

「これでは敵の思う壺だ!」なんて使い方をします。「これでは敵の狙い通りになってしまう!」という意味になりますね。

 壺とは全然関係のなさそうですが、どんな意味があるのでしょうか?

 この「壺」ですが、もともとはサイコロ賭博を行うときに使う「壺皿」という入れ物の事でした。

 壺というよりは、植物を編み込んで作る籠のようなものです。

 そしてなぜそれが「期待通り・狙い通り」という意味になるのかと言うと、熟練の壺振り師がサイコロを振る際に自分の狙った通りの目を出せるというところからこの意味になりました。

 思う壺ってあまり良い意味で使われないのも、こういうのが原因かもしれませんね。

 他にも「壺」のつく慣用句があるのをご存知でしょうか?「ツボにはまる」と「ドツボにはまる」です。

●ツボにはまる

「ツボにはまる」は、物事の大切なところを外さない・急所をつかむ・その人の好みなどにぴたりと合うなどの意味があります。

 略して「ツボった!」なんてのもよく聞きます。

 日常生活でよく使うのは、お笑いなどを見ていて「ツボにはまったわー」なんて言いますよね。

 これはその人の好みの的をぴったり捉えた!という意味です。

 実は「思う壺」とは全然違った物なのです。

 これは、琵琶や三味線を演奏する際に左手で押さえて音程を取るところ(ギターでいうフレット)のことをツボ(勘所ともいいます)と言い、そこをしっかり押さえられている→勘所を外さない。勘所は物事の要という意味もあるので、大切なところを外さないなどの意味になったのです。

ドツボにはまる

 ドツボにはまるとは、最悪の状況に陥るといった意味があります。

 ドツボとは肥溜め、つまり肥料用の糞尿を溜めておくところなので、そんなところにはまってしまったら最悪、という意味になります。

雑学クイズ問題解答

 答えは「A. サイコロを振るときの壺」でした。

 

まとめ

 思う壺の壺はサイコロ賭博に使用される際の器のことだった。

 熟練の壺振り師が自分の思った通りの目を出すことが由来だった。

 他のツボがつく慣用句のツボはそれぞれ物が違い、ツボにはまる、は琵琶や三味線の音程をとるために押さえるところのことで、ドツボにはまる、は肥溜めのことであった。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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