全焼でブラックハウスになったこともある! ホワイトハウスの充実施設を解剖/毎日雑学

文芸・カルチャー

公開日:2021/3/5

全焼でブラックハウスになったこともある! ホワイトハウスの充実施設を解剖/毎日雑学

 今回はホワイトハウスの歴史や、ホワイトハウスに存在する意外な施設について解説します。

雑学クイズ問題

 この中でホワイトハウスに無いものは?

 A. テニスコート
 B. 映画館
 C. ボウリング場
 D. 水族館

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ホワイトハウスの歴史、実は昔はブラックハウスだった!?

ホワイトハウスとは

 ホワイトハウスがワシントンD.C.にあるアメリカ大統領官邸ということはご存じかと思います。

 しかし、ホワイトハウスはただの大統領官邸ではなく、様々な充実した設備が備わっているってご損じでしたか?

 実は、単純に政治が行われている施設ではないのです。

 例えば、ホワイトハウスは大統領に就任した人の住宅としても機能しており、実際に大統領はホワイトハウスに居住しています。

 もちろん「住居」と呼ばれるぐらいですから、寝室があるのはもちろん、それ以外にもダイニングや台所など、一般的な住居と同じ設備が整っています。

 また、あまり知られていませんが、美容室・理容室までホワイトハウス内にあり、日常生活に困ることは無いそうです。

 実は、このような生活設備以外にも、娯楽施設が充実しています。

 なんと、ホワイトハウス内には、音楽室や娯楽室、トレーニングジム、テニスコート、ボウリング場、映画館、ジョギング専用通路、プールまで備わっているのです。

 ここまで設備が充実していると、まるで商業施設のようですね。

ホワイトハウスと呼ばれる前

 現在では「ホワイトハウス」と呼ばれている大統領官邸ですが、建設当初は「ホワイトハウス」という名称ではありませんでした。

 ホワイトハウスと呼ばれるようになったのは約100年前のことで、それまでは「プレジデントハウス」という名称でした。

 また、ホワイトハウスは歴史上で一度全焼してしまい、石積みだった外壁を残すのみとなり「ブラックハウス」を経験したこともあります。

 1814年当時、アメリカはイギリスと戦争をしていました。

 その戦争の一つであるブラーデンスバーグの戦いでアメリカ軍が敗北した際、イギリス軍にホワイトハウスを燃やされてしまったのでした。

ホワイトハウスと呼ばれるようになったのは?

 それでは、いつからプレジデントハウス改め、ホワイトハウスと呼ばれるようになったのでしょうか。

 ホワイトハウスと呼ばれるようになったきっかけは、プレジデントハウスがイギリス軍によって燃やされたことでした。

 元々は外壁は白くなかったそうですが、黒焦げになってしまった壁を修繕する際に、白いペンキで塗りつぶしたのです。

 その結果、現在のように真っ白な外観となって、ホワイトハウスと呼ばれるようになったのです。

 具体的に誰かがホワイトハウスという名称を定めた訳ではありませんでしたが、徐々に民衆の間で呼び方が定着していき、やがて、正式名称として採用されました。

「ホワイトハウス」を正式名称として採用したのは1902年のことで、当時大統領だったセオドア・ルーズベルト大統領の時代のことだったそうです。

 全焼してから「ホワイトハウス」と呼ばれるまでには、100年近くの歳月がかかったことになります。

雑学クイズ問題解答

 雑学クイズ問題の答えは「D. 水族館」でした。

 

まとめ

 ホワイトハウスには様々な施設が備わっている。

 元々はプレジデントハウスと呼ばれていた。

 米英戦争時代に敗北し、ホワイトハウスが焼き討ちにあってしまった。

 修繕の際、白いペンキで黒い壁を塗りつぶしたことから、ホワイトハウスとなった。

 正式名称がホワイトハウスとなったのは、1902年のことである。

※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。

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