聖書から生まれたことわざはどれ?/大人の最強雑学クイズ

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公開日:2021/6/14

【答え】目からうろこが落ちる

【解説】
何かがきっかけとなって迷いから覚めたり、物事の実態がわかるようになったりすることを、「目からうろこが落ちる」という。このことわざの語源は、新約聖書の『使徒言行録』第9章に見られる。キリスト教を迫害していたパウロ(当時はサウロと名乗っていた)が、天からの光に打たれて目が見えなくなり、やがてその弟子となって視力を取り戻す場面があり、ここにある「たちまち目からうろこのようなものが落ち」という一節に基づいている。このほか、「豚に真珠」「砂上の楼閣(ろうかく)」も、聖書が語源となっていることわざである。

雑学総研

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【著者】雑学総研(ざつがくそうけん)/珍談奇談の類から、学術的に検証された知識まで、種々雑多な話題をわかりやすい形で世に発表する集団。江戸時代に編まれた『耳袋』のごとく、はたまた松浦静山の『甲子夜話』のごとく、あらゆるジャンルを網羅すべく日々情報収集に取り組む傍ら、テレビ番組とのコラボレーションも行なった。著書は、6万部を超えるロングセラーとなっている『大人の博識雑学1000』や、『人類なら知っておきたい 地球の雑学』(以上、KADOKAWA)ほか多数。