やれること／富田美憂の「私が私を見つけるまで」㉒

9月26日。

私にとって「初めて」のワンマンライブの日です。

わくわく半分、不安半分といった気持ちが現状です。

歌は自分の為に歌うものではない、というのが私の考えで、なぜそう思っているのかというと、
私が子どもの頃にアーティストさんのライブや歌を観て聴いて、そのおかげで人生が変わったな、と思うからです。

もしかしたら、今回の私のワンマンライブが、ある人にとっては人生で初めて見るライブになるかもしれない。
ある人にとっては、新しい夢ができるきっかけになるかもしれない。
また、ある人にとってはこれからの心の支えになるかもしれない。

そう考えた時に、「歌は誰かのために歌うものなんだな」と思うわけです。

だから、文字通り皆さんにとっても私にとっても “特別な日” になるように、できるように、今から準備することは山ほどあります。
どういうセットリストなら喜んでもらえるかな、どういう演出なら思い出に残るかな、どうやったら気持ちが伝わるかな。
たくさんたくさん。たくさん考えています。

あれもやらなきゃ、これも覚えなきゃ、あれも、、、って頭がパンクしそうになる日もあるけど、
それでも、楽しみにしてくださる皆さんの為に、私にできることを。

元々やっていた柔軟やトレーニングを増やしてみたり、
1人で数十曲をパフォーマンスするって、ものすごーく体力を使うので、バテないように走りながら歌う練習をしてみたり。

毎日コツコツ。頑張ってよかったなと私自身思えるように。
やっぱり当日は皆さんの笑った顔が見たいので。

だからこれでもか！ってくらい頑張ります。
プロならこれくらいの努力は当たり前のことなんだけれども！

自分を鼓舞する意味でも書いてます、これ。

絶対に楽しませてみせるので、私の覚悟、受け取ってくれたら嬉しいです。

なんて重いことを書きましたが、この準備をしている時間が楽しいんです。
練習をする時間も、曲のことを考える時間も、スタッフさんと一緒にステージのことや演出について考えるのも。

期待やハードルは、皆さんひとりひとり違うと思うから、それを全て超えるのは難しいことだけど、それに少しでも近付けるように、頑張ります。

頑張っていると、正直しんどくなる瞬間ってたくさんあります。
そんな時は皆さんの顔を思い浮かべて、頑張りますね。

いつも頑張るパワーをくれてありがとう。

数いるアーティストさんのライブの中で、私のライブに来たいって思ってくれて、ありがとう。

後悔はさせません！