江戸時代に人気があった大根料理は?/日本の食べものクイズ<雑学大王 日本史編>

暮らし

公開日:2021/7/20

【答え】大根の浅漬け

【解説】
江戸の野菜の代表といえば大根である。江戸時代には、生干しの大根を甘塩と麹(こうじ)であっさりと漬けた浅漬けが、とくにもてはやされた。「べったら」ともいい、日本橋旅籠町、人形町、小伝馬町、通油町にかけて立っていた「えびす講」の宵宮の市で売られていたので、この市のことを「べったら市」ともいう。大根とともに人気だったのが茄子。江戸で茄子といえば、本郷・駒込産のものをいった。元禄の頃までは、日本の野菜の種類は大変少なく、野菜というと、ナス、シロウリ、ダイコン、カブ、ネギ、サトイモ、ヤマイモ、ソラマメ、カボチャ、サツマイモ程度だった。白菜は古くからあったように思えるが、じつは明治になって、清国から東京博物館へ出品されたのが最初とされている。

雑学総研

advertisement

おすすめの動画はこちら

あわせて読みたい