「本当にこれでいいのだろうか」と、何度思わされただろう。メランコリックな空気を漂わせながらも、どこか前向きで、だからこそ、どんな顔をしていいのか分からない。退…
文芸・カルチャー
2025/4/26
繊細で美しく鮮やかな描写が魅力の恋愛小説の名手・宇山佳佑さん。このほど2024年に「小説すばる」で連載した『風読みの彼女』(集英社)が単行本化されることになった。…
文芸・カルチャー
2025/4/25
「永遠の夏休み」という甘美な響きは胸のときめきを誘う。けれども、もし自分だけがその夏休みから抜け出せないとしたら、楽園は地獄に様変わりするだろう。姉崎あきか氏…
文芸・カルチャー
2025/4/25
捏造されたスキャンダルで活動休止に追い込まれた若手イケメン俳優・五十嵐海里。地元に帰ったものの、家族にも見放され絶望する。そんな海里を拾ってくれたのが夜だけ…
文芸・カルチャー
2025/4/25
おおとも・かれん●1999年10月9日生まれ、群馬県出身。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、現在は「MORE」専属モデルとして活動中。「今日、好きになりました。」(ABEM…
文芸・カルチャー
2025/4/25
最愛の弟を亡くし、夫とも離婚。アルコール漬けの日々を送っていた薫子が出会ったのは、弟の元恋人で料理人のせつな。相容れぬタイプの二人だったが、せつなに誘われ、家…
文芸・カルチャー
2025/4/24
人は誰しも嘘をつく。自分を守るため、もしくは大切な人を守るために。中には息を吐くように意味のない嘘をつく人間もいるが、そういうケースはごく一部に限られる。芦…
文芸・カルチャー
PR 2025/4/23
SNSなどで広まる嘘や虚言、偽情報、プロパガンダ、そしてフェイクニュース──しかしそれらは今に始まったことではない。『旧約聖書』の「創世記」には弟のアベルを殺した…
文芸・カルチャー
2025/4/14
小説において「未来をみることのできる能力」は、目にする機会の多い設定ではないだろうか。その能力を使い問題解決に挑む、という流れまでがセットだとも感じる。そん…
文芸・カルチャー
2025/4/14
東京・明治記念館で4月9日、「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2025年本屋大賞」の発表会が開催され、阿部暁子さんの『カフネ』(講談社)が大賞に選ばれた。…
文芸・カルチャー
2025/4/12
情報にあふれる今の時代、もしかしたら、国家が国民を騙すのなんていとも容易いことなのかもしれない。「なに陰謀論的なことを言っているのだ」と思うかもしれないが、…
文芸・カルチャー
2025/4/10
数々の意欲作を世に送り出してきたメフィスト賞。第64回受賞の須藤古都離氏のデビュー作『ゴリラ裁判の日』もそのひとつだ。高い知能を持つ女性ゴリラのローズが、夫の…
文芸・カルチャー
PR 2025/4/10
おおとも・かれん●1999年10月9日生まれ、群馬県出身。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、現在は「MORE」専属モデルとして活動中。「今日、好きになりました。」(ABEM…
文芸・カルチャー
2025/4/9
高い人気を誇る「後宮小説」の魅力としては、中華風の国を舞台にしたオリエンタルな世界観や、皇帝の寵愛を競う寵姫たちが繰り広げる血なまぐさい愛憎劇が挙げられるだ…
文芸・カルチャー
PR 2025/4/9
全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「2025年本屋大賞」の受賞作が4月9日決定した。 22回目となる今回のノミネート作品10作の中から大賞に選ばれたのは、…
文芸・カルチャー
2025/4/9
ラブホテルを舞台にした連作短編集『ホテルローヤル』(集英社文庫)で第149回直木賞を受賞した桜木紫乃さん。2025年3月発売の最新刊『人生劇場』(徳間書店)では、自…
文芸・カルチャー
2025/4/9
もしも自分のパートナーが、ある日、犯罪者になってしまったらどうする? すぐに関係を断つ。事情次第では許す。どんなことがあっても味方をする。さまざまな選択肢…
文芸・カルチャー
2025/4/8
セレブにはセレブの、理屈があり、プライドがある。そんなセレブ、金持ちや社会的に地位のあるいわゆる「上級国民」がひとたび犯罪に巻き込まれたとしたら、どうなるの…
文芸・カルチャー
PR 2025/4/7
『アルプス席の母』(早見和真/小学館)は、高校球児の母親が主人公という、新しい視点の野球小説だ。 事故で夫を亡くし、女手ひとつで息子を育てる奈々子は、中学3年…
文芸・カルチャー
2025/4/5
大人の顔をして暮らしていても、時折、10代の自分が顔を覗かせることがある。ズルくて、わがままで、人を遠ざけながらも誰かに分かってほしいと願っていたあの頃の自分…
文芸・カルチャー
2025/4/4
青山美智子さんの小説は、人生に脇役など存在しないのだと思い出させてくれる。もちろん自分の人生の主役は自分だけど、すれ違う見知らぬ人を含めて誰もが顔を持った個…
文芸・カルチャー
2025/4/4
インターネットの海をさまよっていると、どうしてこうも暗い感情が刺激されるのだろう。ほしくてたまらない承認欲求は意外と簡単に満たされるし、他人を見下して嘲笑、…
文芸・カルチャー
2025/4/3
2024年7月に発売された空白代行さんの著書『#90秒で恋がしたい』の重版が決定した。 TikTokのフォロワー数12万人。儚げな風景の映像とともにキャプション欄を使って…
文芸・カルチャー
2025/4/3
「一体自分は何者なのだろう」——誰だって一度はそんな疑問を感じたことがあるだろうが、多くの人は大人になれば、そんなことに悩んだことさえ忘れてしまうはずだ。だが、…
文芸・カルチャー
2025/3/28
『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(汐見夏衛)をはじめ、切なく眩しい青春小説でベストセラーを連発しているスターツ出版文庫。そんな中、今年3月、レーベル内…
文芸・カルチャー
2025/3/28
北村匠海さんが「闇堕ち」する公務員を、河合優実さんが育児放棄寸前の母親役を熱演していることでも話題の映画「悪い夏」が2025年3月20日に公開されました。原作者であ…
エンタメ
2025/3/25
村上春樹のデビュー作『風の歌を聴け』の次に発表された小説で、またその続編でもあるのが本作『1973年のピンボール』である。 一般的に「鼠三部作」と言われる作品群の中…
文芸・カルチャー
2025/3/24
『流氷の果て』(一雫ライオン/講談社)は、あるセンセーショナルな事故に巻き込まれてしまった若者たちと、そこから派生した事件の真相を追う刑事たちを描いた長編ミステ…
文芸・カルチャー
PR 2025/3/24
一流ホテルのホスピタリティを体現するホテルマンと、そのホテルで潜入捜査を行うことになった警察官が、互いの価値観の違いを乗り越えて手を組み、複雑に絡み合う謎を…
文芸・カルチャー
PR 2025/3/22
若者の恋愛離れ、セックスレスや「プラトニック不倫」などという言葉が目につくようになった一方で、なんと元気なことだろう。「七十五歳になって、八十六歳のひとを好…
文芸・カルチャー
PR 2025/3/20
1
2
日向坂46・平尾帆夏「ひらほーポーズはずっと使っていきたい」 激動の1年間と成長を語る【舞台『サザエさん』インタビュー】
3
4
5
「面白くなるのなら、手を加えてもらって構わない」芳根京子主演ドラマ『波うららかに、めおと日和』原作者が語る実写化への想い【原作者・西香はちインタビュー 後編】
人気記事をもっとみる
ニュース
日本の「面白い」を世界へ。ミステリー&文芸好き必見の新レーベル「ハーパーBOOKS+」が創刊!
PR
インタビュー・対談
吉本ばなな「生きてるってそんなに悪くないって伝えたい」生と死のあわいに心が揺れる怪談集『ヨシモトオノ』【インタビュー】
レビュー
派手な事件は起こらないミステリー短編集。日常の小さな謎が絡み合い、驚きのラストを迎える『空をこえて七星のかなた』【書評】
PR
レビュー
闇社会で戦う謎の美女トモコと、孤独な風俗嬢の智子。ふたりのトモコが巨悪に挑む、伝説のハードボイルド小説・大沢在昌『相続人TOMOKO』が復刊【書評】
PR
ニュース
知らない人に「道案内をしてほしい」と言われたら…? 子どもの「防災・防犯」を、まいぜんシスターズがクイズ形式で教える1冊