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タグ:小説

'小説'タグの記事一覧(290件)

  • レビュー

    遠田潤子が描く、備前焼の窯元父子三世代の「愛と憎しみ」 正反対の祖父と父の間で悩み、もがき苦しむ少年が見つける自分の道とは【書評】

     備前焼の里、岡山の伊部には、物原と呼ばれる「器の墓場」がある。室町時代から、人々が焼いては失敗作と打ち捨ててきた器が積もりに積もって、7メートルも堆積した丘と…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/26

  • レビュー

    石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」最新作!闇バイト、オーバードーズ、ロマンス詐欺を通して描く社会の歪み【書評】

     ITの技術発達に伴い、社会は利便性が向上している。その一方で、インターネットやITツールを駆使した犯罪の数は加速の一途をたどり、被害者は年々増加している。いわゆ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/26

  • レビュー

    受験生必読『透明なルール』著者・最新作! 書道部を舞台に、「自分らしさ」を模索する高校生たちの青春ストーリー【書評】

    「可愛くなりたい」「可愛く生まれたかった」「あの子が羨ましい」――心揺れる思春期、自分の容姿に悩むことは少なくないだろう。見た目を気にして自己嫌悪。初めて気にな…

    文芸・カルチャー

    2025/9/26

  • レビュー

    コミュ障でオタクな青年が救世主に!? 持ち前の手先の器用さを生かし、魔法の杖で崩壊世界を救え【書評】

     宇宙人が攻めてきたり怪獣が現れたりした時に、マンガやアニメの主人公のように自分も生き延びられると思いたいけれど、現実には超能力なり魔法といった特別なスキルで…

    文芸・カルチャー

    2025/9/25

  • レビュー

    売れない舞台役者が“替え玉総理”に! 忖度ゼロで支持を集めた男はパンデミックや自然災害にどう立ち向かうのか『総理にされた男 第二次内閣』【書評】

     SNSを使った選挙運動が行われるようになり、近年は政治に関心を持つ人が増えているように感じる。だが、一方で「政治は難しい…」と、知ることを諦めている人も意外と多…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/25

  • レビュー

    金原ひとみ『YABUNONAKA―ヤブノナカ―』女子大学生を性的搾取した50代男性編集者が告発された。闘いの結末にあるものは――【書評】

     読むのには体力がいる。もちろん悪い意味ではない。ギリギリ耐えられる負荷のかかった筋トレを終えた時、感じるのは疲労感だけじゃないはずだ。『YABUNONAKA-ヤブノナ…

    文芸・カルチャー

    2025/9/21

  • レビュー

    ピュリツァー賞&全米図書賞をW受賞!全世界で話題の小説『ジェイムズ』、邦訳がついに発売。気になる内容は?【書評】

     今年もっとも衝撃を受けた小説、そう断言できる。  パーシヴァル・エヴェレット『ジェイムズ』(木原善彦:訳/河出書房新社)は読者の観念を突き崩し、世界へ向けた読…

    文芸・カルチャー

    2025/9/21

  • インタビュー・対談

    予め決別することが分かっている二人が織りなす、怖くて不思議な怪異譚『木山千景ノ怪顧録』【嗣人 インタビュー】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年10月号からの転載です。  怪異にまつわる品々を扱う骨董店「夜行堂」を舞台に展開する連作短編シリーズ、『夜行堂奇譚』。民…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/21

  • 連載

    大友花恋「柑橘の文字をかじる」/第10回『さよならにうってつけの日 エンディングプランナーの備忘録』

    おおとも・かれん●1999年10月9日生まれ、群馬県出身。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、現在は「MORE」専属モデルとして活動中。「今日、好きになりました。」(ABEM…

    文芸・カルチャー

    2025/9/20

  • インタビュー・対談

    仔犬をお供に、いざ伊勢へ! 明日が見えない人々の幸せ探し旅『まろ丸伊勢参り』【畠中恵 インタビュー】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年10月号からの転載です。  江戸時代、飼い主に代わって伊勢神宮にお参りする「おかげ犬」がいたという。犬が単身伊勢までトコ…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/19

  • レビュー

    母親の過干渉、父親の死への罪悪感——。幸せを諦めた少女と、一途な少年の恋模様。切なくも尊い純愛小説【書評】

     10代向けのライト文芸を展開する「双葉文庫パステルNOVEL」が、創刊から半年を迎えた。青春のきらめきと恋をモチーフに、等身大のみずみずしい感情を紡ぐレーベルの9月…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/19

  • レビュー

    全世界で200万部の大ヒット! メリッサ・ダ・コスタの感動作『空、はてしない青』がついに日本上陸【書評】

     全世界で200万部のミリオンセラーを記録した小説『空、はてしない青』(メリッサ・ダ・コスタ:著、山本知子:翻訳/講談社)。2023年と2024年にフランスで最も売れた作…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/18

  • インタビュー・対談

    知念実希人の新刊は、読者を巻き込むリアルホラー。ページを開く覚悟はありますか?【インタビュー】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年10月号からの転載です。  令和のホラーブームが盛り上がるなか、知念実希人さんがホラー小説『スワイプ厳禁 変死した大学生の…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/18

  • レビュー

    無差別殺人事件、精神異常、怪物の呪い――知念実希人が贈る、“絶対に読んではいけない”本格的モキュメンタリー・ホラー『閲覧厳禁』【書評】

    『閲覧厳禁 猟奇殺人犯の精神鑑定報告書』(知念実希人/双葉社)は、ミステリー作家・知念実希人氏が放つ挑戦的かつ重厚なモキュメンタリー・ホラーである。  東京都多…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/18

  • まとめ

    2025年7月に話題になった本は? 大人も子供も勉強の夏到来。ダガー賞受賞作が大躍進【なんでもランキング】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年10月号からの転載です。  7月のランキングを見て、夏休みが始まったのだと実感する。総合ランキングには第71回青少年読書感想…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/15

  • レビュー

    青山美智子『月の立つ林で』が文庫で登場 キャリアを諦めた女性、母親との確執に苦しむ高校生…“月”と“ポッドキャスト”が柔らかく照らす物語【書評】

     物語に救われてきた人生だった。文章を食み、それらを血肉として必死にもがき続けた結果、どうにか40半ばまで生き抜いた。いつか、自分も誰かの助けになれるような文章…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/13

  • インタビュー・対談

    新川帆立の初ライトノベル。男装ヒロインが、恋にバトルに大奮闘!魔法×逆ハーレム×学園ファンタジー【インタビュー】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年10月号からの転載です。  永田町を舞台にした政治ミステリー『女の国会』で、山本周五郎賞を受賞した新川さん。その受賞後第一…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/12

  • レビュー

    九州の「土地」にまつわる怪異。一家死亡、開かずの間の家、因縁のある霊園…モデルはあの場所? 嗣人が送る、連鎖する連作短編ホラー『霧の出る森』【書評】

     何かを引き摺り込もうとするかのようなモノクロの大きな手の表紙にハッとさせられる『霧の出る森』(竹書房)。帯に大きく付された「贄(いけにえ)」の文字の迫力と相…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/10

  • レビュー

    「読むと死ぬ本」がロシアに実在――警告されても読みたい人は、身辺整理を済ませてから読むことをお勧めします 一気読み必至のモキュメンタリ―ホラー小説【書評】

     日常生活のなかで「死」を意識する瞬間は、あまりない。それはぼくが年齢的にも肉体的にも健康の範疇にあり、「死」を自らと遠い場所にあるものだと認識しているからだ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/10

  • まとめ

    2025年6月に話題になった本は? 珍しく文芸誌がランキング入り。大ヒット映画の原作が急上昇【なんでもランキング】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年9月号からの転載です。  暑い6月だった。前月に続いて大阪・関西万博関連の本が好調で、『大ピンチずかん』(3)や本屋大賞の『…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/10

  • レビュー

    BOOK OF THE YEAR 2025投票受付中! 昨年の小説部門を振り返る——上位作品では印象的なヒロインたちが輝く

    『ダ・ヴィンチ』の年末恒例大特集「BOOK OF THE YEAR」。今年も投票受付中! ぜひあなたの「今年、いちばん良かった本」を決めて投票してみてほしい。ここで改めて、2024…

    文芸・カルチャー

    2025/9/6

  • レビュー

    「このホラーがすごい!」1位作品の続編! 落ちる遺影、転がるこけし…ポルタ―ガイスト現象×ホラー×ミステリーを融合した快作が誕生【書評】

     創元ホラー長編賞を受賞したデビュー作『深淵のテレパス』(東京創元社)が、「このホラーがすごい! 2025年版」で1位を獲得するなど、一躍ホラー界の注目作家となった…

    文芸・カルチャー

    2025/9/6

  • レビュー

    怪奇幻想ライター・朝宮運河が厳選! ビギナーにも上級者にも読んでほしい、令和のホラーブームをもっと楽しむためのおすすめ本5選

     ますます盛り上がりをみせる令和のホラーブーム。この夏は『事故物件ゾク 恐い間取り』や『近畿地方のある場所について』などの国産ホラー映画の話題作が公開されたり…

    文芸・カルチャー

    2025/9/5

  • レビュー

    【第30回松本清張賞受賞】「これは選考委員への挑戦状だ!」5つのジャンルの物語が絡まり合う衝撃のデビュー作【書評】

    『ノウイットオール あなただけが知っている』文庫版が2025年9月5日に発売! 《以下のレビューは単行本刊行時(2023年7月)の紹介です》 度肝を抜かれるとは、こう…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • レビュー

    トンデモ精神科医・伊良部が帰ってきた! 直木賞を受賞した奥田英朗の人気シリーズが文庫版で登場!【書評】

    『コメンテーター』文庫版が2025年9月5日に発売! 《以下のレビューは単行本刊行時(2023年5月)の紹介です》 2023年5月11日に、奥田英朗氏の最新刊『コメンテータ…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • レビュー

    直木賞作家・一穂ミチ『光のとこにいてね』――惹かれ合う女性たちの物語。正反対な二人が特別な関係を築いた22年間を描く【書評】

     小学2年生のときに団地の片隅で出会った、小瀧結珠と校倉果遠。彼女たちの22年間にもわたる人生の交錯を描いた『光のとこにいてね』(一穂ミチ/文藝春秋)。  著者の…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • レビュー

    『キミスイ』住野よるの青春恋愛小説! 片想いの相手との“不謹慎”で特別な旅…恋という感情を知る全ての人へ【書評】

    『恋とそれとあと全部』文庫版が2025年9月5日に発売! 《以下のレビューは単行本刊行時(2023年2月)の紹介です》  周りからは欠点に見えそうなところも含めて、全…

    文芸・カルチャー

    PR 2025/9/5

  • インタビュー・対談

    《怪談》を増殖させていく怪談「書いたことの6割は真実です」【最東対地 インタビュー】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年9月号からの転載です。  突然、配信する動画が途切れたり、いないはずの女の子の声が聞こえてきたり、人前でその話を語るたび、…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/5

  • ニュース

    ダン・ブラウン最新作『シークレット・オブ・シークレッツ』発売記念! 特別抜粋・世界同時プレミア公開!! 邦訳は11月上旬発売予定

    『ダ・ヴィンチ・コード』でおなじみのダン・ブラウン、8年ぶりとなる待望の新作が発売決定! 本稿では、9月9日の原著発売を前に、世界同時公開された抜粋原稿の翻訳をプ…

    文芸・カルチャー

    2025/9/5

  • インタビュー・対談

    寂しさって、悪が付け入る隙が多いと思うんです【薬丸岳 インタビュー】

    ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2025年9月号からの転載です。  JR駅構内の一体だけでなく、池袋駅周辺には何体ものふくろうの像が存在する。例えば、令和元年にリニュ…

    ダ・ヴィンチ 今月号のコンテンツから

    2025/9/5