“少しだけ、人の股座の臭いに似ていると思う。命の匂いだ” 読み初めてすぐに現れた言葉で、この小説は傑作だと確信した。 河﨑秋子さんの『ともぐい』(新潮社)が第170回…
文芸・カルチャー
2024/2/9
「一日百円」でなんでもあずかってくれる「あずかりや」。そんなお店がもしあったなら、何をあずけるだろう。 大山淳子氏による人気シリーズ「あずかりやさん」の第五弾と…
文芸・カルチャー
PR2024/2/9
今年で30年の歴史的な節目を迎えるライトノベルの登竜門、第30回電撃小説大賞。応募総数4467作の栄えある頂点に輝いた《大賞》受賞作『魔女に首輪は付けられない』(夢見…
文芸・カルチャー
2024/2/9
私が「阿部定事件」を知ったのは、中学の社会の授業だったと記憶している。昭和11年5月18日、阿部定と名乗る女性が、愛人の石田吉蔵を絞殺し、殺害後に局部を切り落とし持…
文芸・カルチャー
PR2024/2/9
※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年3月号からの転載です。 甚大な自然災害が起きると、そこには“亀裂”が生じる。東日本大震災後の宮城県を舞台にした『彷徨う者たち』…
文芸・カルチャー
PR2024/2/9
『三月は深き紅の淵を』(恩田陸/講談社文庫)に収録された「回転木馬」からはじまった、恩田陸氏による「理瀬シリーズ」。ファンの間で根強い人気を誇るシリーズの最新作…
文芸・カルチャー
PR2024/2/9
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、以下KADOKAWA)が運営するライトノベル・新文芸のレコメンドサイト「キミラノ」は、 2024…
文芸・カルチャー
2024/2/8
世界が終わりを告げる頃、日陰で生きてきた者たちの人生が動き出す。他人から疎まれ、蔑まれてきた彼らに、世界を救うことなどできるのか——。『星なき王冠上・下』(ジェ…
文芸・カルチャー
PR2024/2/7
ある日、知らない間にチワワのピンバッジがつけられたという呟きがネットに溢れた。この奇妙な事件は「チワワテロ」と呼ばれ、主人公・琴美の想い人もテロの被害者となり…
文芸・カルチャー
PR2024/2/6
未来が予知できたらどんなにいいだろう。これから起こることが分かれば対策し放題。嫌なことだってスルリとかわすことができるのではないだろうか。だが、自分の意思に関…
文芸・カルチャー
PR2024/2/6
累計発行部数20万部を超える大人気「花咲小路」シリーズ。その第7弾にあたる『花咲小路二丁目の寫眞館』の文庫版が、2024年2月6日(火)に発売される。ユニークな人々が生…
文芸・カルチャー
2024/2/6
待ちに待った東野圭吾の新作『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』が2024年1月24日に刊行された。サムライ・ゼンという名でマジシャンとして活躍していた男が探偵役を…
文芸・カルチャー
2024/2/5
2023年、著作である『みどりいせき』が第47回すばる文学賞を受賞し、「どもう、ステファニーだお」から始まる受賞コメントや、授賞式での詩の朗読が世間の話題をさらった…
文芸・カルチャー
PR2024/2/5
「名探偵」といえば、シャーロック・ホームズ。ロンドンはベーカー街で暮らすこの名探偵の名を知らない者はいないだろう。助手・ワトソンが伝えるその活躍は、あまりにも…
文芸・カルチャー
PR2024/1/31
“こわい”ってなんだろう。 急に大きな音が鳴る、熊や蛇などに遭遇する、といった本能的なもの。幸せな日常が徐々に壊れる、頭がどんどんおかしくなる、といった心理的なも…
文芸・カルチャー
2024/1/30
ますます過熱の一途を辿る中学受験。ブームの盛り上がりを受け、中学受験に関連した小説も次々と刊行されています。中でも2023年は、教育ジャーナリスト・おおたとしまさ…
文芸・カルチャー
2024/1/30
やっぱり、こんなにスカッとさせられる物語は他にはない。池井戸潤による国民的大人気シリーズ「半沢直樹」。堺雅人主演でドラマ化されたことでも知られるこのシリーズは…
文芸・カルチャー
2024/1/29
ありとあらゆることに苛立ち、世界を呪い、地球全体にガンを飛ばしているような中学生。それが、小泉綾子氏『無敵の犬の夜』(河出書房新社)の主人公・界である。本書は…
文芸・カルチャー
2024/1/27
読んでいるだけでお腹がすいてくるような小説の、唯一の難点は、似たようなものを現実で求めることはできても、まるっきり同じものを食べられないことである。小説『若旦…
文芸・カルチャー
2024/1/27
朝井リョウの第34回柴田錬三郎賞受賞作『正欲』(新潮社)が、映画『あゝ、荒野』『前科者』の岸善幸監督によって映画化された。稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗らが出演し…
文芸・カルチャー
2024/1/26
昨年4月に刊行された『ユリイカ 特集=〈フィメールラップ〉の現在』で、とりわけ目を惹いたのが、実在の音楽家の名前が登場する短編小説『Planet Her あるいは最古のフィ…
文芸・カルチャー
2024/1/26
テレビに映し出される真新しい公営住宅や巨大防潮堤。東日本大震災後、それらを観て「復興は確かに進んでいる」と安堵した人は多いだろう。だが、再開発を進め、インフラ…
文芸・カルチャー
PR2024/1/26
YouTubeやTikTokで大人気の楽曲「トンデモワンダーズ」が上下巻でノベライズされました。刊行を記念して、著者・人間六度さんと、楽曲制作者(原案)であるボカロPのsasak…
文芸・カルチャー
2024/1/26
道行く誰かに、知らないうちにチワワのピンバッジをつけられていたら、どう思うだろう。かわいい、けれどちょっと怖い。やろうと思えばバッジの針で刺すこともできたはず…
文芸・カルチャー
PR2024/1/26
世界で最も大きな美術館の1つにルーブル美術館がある。ルーブル美術館の所蔵美術品は38万点にも及び、見たい作品をあらかじめピックアップしないと1日では到底まわりきれ…
文芸・カルチャー
2024/1/25
途方もないほど、誰かに恋焦がれたことはあるだろうか。叶わないのも、報われないのも分かっている。だけれども、どうしたって止められない。たとえ、これから先、相手が…
文芸・カルチャー
PR2024/1/25
モチモチの皮に包まれた、刻み野菜と肉汁たっぷりの挽肉。加えて、生姜やネギなどの薬味が渾然一体となった熱々の一品。大衆に広く親しまれる「餃子」は、我が家の人気メ…
文芸・カルチャー
PR2024/1/24
「ファシリティドッグ」という犬たちの存在を聞いたことがあるだろうか?「ファシリティ」とは「施設」を意味し、特定の病院に常駐するための専門的な訓練を受けた犬のこ…
文芸・カルチャー
PR2024/1/23
新宿や横浜でキャバクラに勤めたことのある作家の鈴木涼美氏は、エッセイでも小説でも論考でも、夜の繁華街に生きる女性たちの生態を余すところなく描いてきた。新刊小説…
文芸・カルチャー
2024/1/23
『私が愛したサムライの娘』で角川春樹小説賞(2014年)、野村胡堂文学賞(2015年)を受賞し、多くの警察小説や歴史小説を手がける作家・鳴神響一さん。中でも神奈川県警…
文芸・カルチャー
2024/1/23
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深夜残業でクタクタ…。部屋に入った瞬間、くろべぇ布団に倒れ込み朝を迎える/ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話6 ⑥
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正体を知らずに王子がダンスに誘った女性は?/身に覚えのない理由で婚約破棄されましたけれど、仮面の下が醜いだなんて、一体誰が言ったのかしら?⑤
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「シュトレン」などスイーツで描かれる物語。インスタで評判になり、早くも続刊が登場した『ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡』
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100均のしゃもじで小顔が作れる? 体全体のコリをほぐして頑張らずに小顔を作る方法とは
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10万部突破 養老孟司氏の集大成的1冊。変化し続ける世界をうまく生き抜く哲学本『ものがわかるということ』
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花澤香菜、小林千晃らでTVアニメ化『花野井くんと恋の病』。恋を知らない少女と愛が重いピュアな少年のラブストーリー