2025年8月のおすすめ新作絵本12冊【絵本ナビ編集長が厳選・NEXTプラチナブック】

文芸・カルチャー

公開日:2025/11/2

絵本ナビでは3か月に一度選書会議を行い、毎月発売される新作絵本の中から「次のプラチナブック」として編集長の磯崎が自信を持って推薦する作品を、「NEXTプラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。

プラチナブックとは?
絵本ナビに寄せられたレビュー評価、レビュー数、販売実績など、独自のロジックにより算出された人気ランキングのうち、上位1000作品を「絵本ナビプラチナブック」として選出し、対象作品に「プラチナブックメダル」の目印をつけてご案内しています。>>>

2025年8月にも、新たな「NEXTプラチナブック」として12冊が選定されました。それぞれの作品のみどころや編集長のおすすめポイントと共に12本の記事が公開されています。どんな内容の絵本があるのでしょう。まとめてご紹介いたします!

絵本ナビがおすすめする「NEXTプラチナブック」(2025年8月選定)12冊はこちら!

つかみどころのない存在だけれど。『くも』【NEXTプラチナブック】

「くもと めが あったことは ありますか? わたしは いちどだけ、あります。」。『たまごのはなし』(ブロンズ新社)、『さかなくん』(偕成社)など数々の話題作を世に送り出してきた絵本作家しおたにまみこさんの最新作、いったいどんな内容なのでしょう?

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この感じ、絶対そうだ!『なつだね』【NEXTプラチナブック】

さらさら気持ちのいい風、においもかわった気がする! 人気イラストレーター合田里美さんが初夏の鎌倉を舞台に描くこの絵本。その内容は……?

その逃げ方は……自由自在! 『すいかのたね』 【NEXTプラチナブック】

ページをめくれば、ぱっかーんと割れたすいか。水分たっぷり真っ赤に熟した断面から飛び出したのは、ひとつぶの「たね」。あれあれ、どこへ行った? とれたて! 産地直送! 夏になればすぐにでも手を出したくなるような鮮度抜群「すいか絵本」の登場です。

9つの言葉でとなえる合い言葉は……『いち にの さん!』【NEXTプラチナブック】

「いち にの さん! ぼん!」リズミカルな擬音とともに自由に姿をかえていくのは、黄色い「まるちゃん」。日本ではじめて出版される「多言語あかちゃん絵本」は9つの言葉で書かれています。いったいどんな内容なのでしょう。

全部おんなじ、でも何かが違う!? 『かけています』【NEXTプラチナブック】

コックさんが鍋を火に「かけています」。その後タイマーを「かけています」。さらに……。日本語の奥深さとユーモアがぎゅっと詰まった「クスッとことばえほん」シリーズ第2弾、どんな内容なのでしょう?

ふとした時間に訪れる、自分だけの幸福感。『じーっ』【NEXTプラチナブック】

外を「じーっ」と見つめている男の子。いったいなにを見ているのでしょう? ページをめくると……。そこには私たちが忘れていたような、きらめく瞬間がぎゅっと凝縮されたような風景があらわれます。

できることは、全部やろう。『おひるねしてるの?』【NEXTプラチナブック】

「おひるねしてるの?」そっと聞いてみたけれど、返事はない。クロツグミさん、どうしちゃったの? 絵本の中で描かれているのは初めて経験する他者との別れ。どんな内容なのでしょう?

いつもの人、いつもの雑踏、そしていつもの……?『ワニが しごとに でかけます』【NEXTプラチナブック】

朝の支度をして、街のなかへ歩き出す。いつもの人、いつもの雑踏をぬけて、ワニが仕事にでかけます。そこは……? 子どもはもちろん、大人も楽しい、イタリア発の文字なし絵本。いったいどんな内容なのでしょう?

その人が笑うと……。『えがお みつけた』【NEXTプラチナブック】

時には優しく、時には可愛く、わざとふざけている時も。せかいいち、笑顔が素敵な人がいました。その人は……。女の子がもう一度笑顔をとりもどすまでを描いたこの絵本、どんな内容なのでしょう?

戦争は絶対にしてはいけない。『朗読詩 ひろしまの子』【NEXTプラチナブック】

「あなたのとなりを見てください ひろしまの子がいませんか」。1945年8月6日午前8時15分、アメリカ軍によって広島に世界ではじめて原子爆弾が落とされ、多くの尊い命がうばわれました。戦後80年の節目の年、「朗読詩 ひろしまの子」は長谷川義史さんの絵により絵本として完成しました。

明日なんて、ないかもしれない。『ONE DAY ホロコーストと闘いつづけた父と息子の実話』【NEXTプラチナブック】

あの日、ぼくたちの人生はかわってしまった。その日をきりぬけたら、次の日をきりぬける。その日、一日だけ。その日を終えたら、またつぎの一日を。ホロコーストの終結から80年目にあたる2025年1月27日に合わせて、イギリスで刊行されたこの絵本。どんな内容なのでしょう。

日常の記憶から見る戦争『いま、日本は戦争をしている ―太平洋戦争のときの子どもたち―』【NEXTプラチナブック】

太平洋戦争中、子どもたちは、日々、何を感じ、どのように暮らしていたのか……。10歳のおれ、12歳のわたし、7歳のぼく。子どもたちの語りを通して、戦争の理不尽とリアルを生きた声で伝える65篇、どんな内容なのでしょう。

いかがでしたでしょうか。気になる絵本がありましたら、ぜひチェックしてみてくださいね。過去の「NEXTプラチナブック」の作品一覧はこちらからもご覧になれます!

本記事は「絵本ナビ」から転載しております

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