シリーズ累計17万部突破!『解きながら楽しむ 大人の西洋美術史』『解きながら楽しむ 古事記と神様の世界』2点同時刊行!

文芸・カルチャー

公開日:2025/12/26

 株式会社くもん出版は、シリーズ累計17万部を突破した人気の「解きながら」シリーズから、『解きながら楽しむ 大人の西洋美術史』『解きながら楽しむ 古事記と神様の世界』を2点同時刊行した。

「解きながら」シリーズは、手軽に学びながら教養を深めることができる大人のためのワークブック。日々の生活に生かせるスキルを身につけたい人、学生時代の学びに再び挑戦したい人、大人の教養を深めたい人など、幅広い層に向けた内容となっている。

くもんの「解きながら」シリーズ新刊が2点同時刊行
くもんの「解きながら」シリーズ新刊が2点同時刊行

 刊行された書籍について、担当者に話を聞いた。

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――イチオシ、目玉となるものは?

 古文の『古事記』も読めて、音声も聴けて、問題も解けて、専門家の解説も読める、今までにない全く新しい「古事記」の入門書です。しかも、日本最古の歴史書『古事記』を、最新の音声技術で誰でも「聴ける」形にしました。

『西洋美術史』は美術館に行くのが楽しくなる! 古代ギリシャ・ローマから20世紀まで、各時代を代表する作品を取り上げているので、美術のおおまかな流れをつかむことができます。

 読んで楽しい、解いて楽しい、教養が深まる一冊です。

解きながら楽しむ 大人の西洋美術史

 本書では、古代ギリシャ・ローマから20世紀まで、各時代を代表する作品を取り上げながら、西洋美術史の大きな流れをわかりやすく解説。

 丁寧な説明で、美術鑑賞の基礎を楽しく身につけることができ、日常的にアートを楽しむ習慣づけにも最適の一冊だ。

【本書の特徴】
・「まずはこれだけで大丈夫!」という代表作を厳選。毎日、気軽に楽しく取り組める
・解説文+2択問題とクイズを解きながら、新たな発見を味わいながら読み進められる
・1回4ページ(または2ページ)の構成。各時代を代表する作品を掲載しているので、どこから取り組んでも楽しめる

解きながら楽しむ 大人の西洋美術史
解きながら楽しむ 大人の西洋美術史
各時代を代表する作品と作者を中心に紹介
各時代を代表する作品と作者を中心に紹介

【担当編集より】
 クイズや問題を解きながら読み進めることで、「なんだろう?」「そうなんだ!」と自然に興味が湧いてきます。鑑賞の楽しみがいっそう深まり、美術史や作品への理解が深まるだけでなく、日常会話の幅まで豊かにしてくれる一冊です。

 今回の書籍について担当者に話を聞いてみた。

――今回の書籍の狙いは?

 『解きながら』は、大人のためのワークブック・シリーズです。これまで国語・英語・数学といった分野で好評をいただいてきたことを受け、今回、新たに芸術分野への展開を試みました。「学び直しをしたい」「教養を深めたい」と感じている方々に、西洋美術史を気軽に学べる一冊として、本書をお届けしたいと考えています。

――今回の書籍のイチオシは?

 本書では、「まずはこれをおさえておけば大丈夫」という作品や芸術家を厳選して取り上げています。そのため、西洋美術史がはじめての方でも無理なく取り組める構成になっています。また「全編を通して問題やクイズを盛り込んでいる」点も大きな特徴です。新しい発見を楽しんだり、理解度を確認したりと、能動的に学びを深めることができます。

――読者(ユーザー)へのメッセージは?

 大人になったいまだからこそ、学ぶことの楽しさを、あらためて感じていただけたら幸いです。

■書誌情報
対象:一般
定価:本体1500円+税
体裁:B5判・160ページ
ISBN:978-4-7743-3888-0

解きながら楽しむ 古事記と神様の世界

 アマテラスの天の石屋戸神話や、スサノオのヤマタノオロチ退治、オオクニヌシと因幡のシロウサギの神話など、なんとなく知っている『古事記』の神話を、古文で読むことができるワークブック。

 一冊を通して『古事記』の上巻、日本の神話を学ぶことができる。『古事記』の神話はおもしろいだけではなく、その裏にはさまざまな意図が隠されている。この一冊に取り組むだけで、日本神話への教養がぐっと深まる!

【本書の特徴】
・古文を黙読し、音読し、さらには付属の音声を聴いて、言葉の独特のリズムや神話の世界観を楽しめる
・日本の神様の物語を楽しんだら、やさしい問題に挑戦!
・問題を解いたら解説を読もう。解説では、成立背景や当時の政治的な意図まで深堀り。神話に関する豆知識もたっぷり収録!

解きながら楽しむ 古事記と神様の世界
解きながら楽しむ 古事記と神様の世界
「古事記」上巻の日本神話を古文で読み、問題に答えながら学ぶ
「古事記」上巻の日本神話を古文で読み、問題に答えながら学ぶ

【担当編集より】
 古文の『古事記』も読めて、音声も聴けて、問題も解けて、専門家の解説も読める、今までにない全く新しい『古事記』の入門書です。世界で共通する神話の型や、神話に隠された政治的意図まで読み解きます。

 今回の書籍について担当者に話を聞いてみた。

――今回の書籍の狙いは?

 日本神話に興味がある全ての大人がターゲットです。神様の名前やエピソードを知る方は多いと思いますが、古文で『古事記』を読んだことがある方は少ないと考えます。なぜか『古事記』には難しい印象があるので、本書では楽しみながら古文で『古事記』を読み、教養も深められるように工夫しました。本書に取り組み、ぜひ日本神話に親しみを感じてほしいです。

――今回の書籍のイチオシは?

 音声・問題・解説付きである点です。古文を読むのは難しいという方にむけて、古文を読み上げる音声を制作しました。音声を聞きながら古文を見るとスラスラと読めるので、ぜひお聞きください。簡単な問題・クイズでは神話の常識や気付いてほしい表現などを扱っていますので、楽しみながら取り組んでいただきたいです。解説部分では、神話成立に関わる裏話や当時の政治的な意図を説明します。『古事記』を知っている人も知らない人も楽しめる構成になっています。

――読者(ユーザー)へのメッセージは?

 日本神話を知ってから神社に行くと楽しさが倍増します。旅行前に読むのもおすすめです。

■書誌情報
対象:一般
定価:本体1500円+税
体裁:B5判・160ページ
ISBN:978-4-7743-3855-2

2025年12月19日(金)18時30分から『解きながら楽しむ 古事記と神様の世界』刊行記念特別講演会 「いつから我々は『日本人』なのか」開催!

新刊発行を記念した特別講演会を開催
新刊発行を記念した特別講演会を開催

『解きながら楽しむ 古事記と神様の世界』の刊行を記念して、著者の松本直樹教授による講演会「いつから我々は『日本人』なのか」を開催。

 かつて列島の各地に住んでいた人々は、いつから「日本」という国家を意識して生きてきたのか。その意識の発生には、大和王権国家の歴史書である『古事記』が大きく関わっている。

 国の歴史を、あえて神話の時代から始める『古事記』。そこには神話が持つ神秘の力を利用して「日本」の国作りをしようとした大和王権の思惑が隠されている。

 ヤマタノオロチ退治の神話とコノハナノサクヤビメの神話を例に、『古事記』を読み解きながら精神史上の日本の成立を考える。

日時:2025年12月19日(金)18時30分〜20時(開場18時10分)
場所:紀伊國屋書店新宿本店3階 アカデミック・ラウンジ
参加費:無料(入退場自由)

■刊行記念講演会
詳細:https://mirai.kinokuniya.co.jp/2025/11/64359/

■刊行記念講演会
申し込み先:https://kumonshuppan202512.peatix.com

第8回電流協アワード2025 特別賞受賞の最新の音声技術を使用

『解きながら楽しむ 古事記と神様の世界』の音読には、TOPPANクロレ株式会社の「日本語長文AI音声制作システム」を活用している。

同技術は、第8回「電流協アワード2025」で特別賞を受賞。日本最古の歴史書『古事記』を、最新の音声技術で誰でも「聴ける」形にした。

■TOPPANクロレ、高品質で迅速なオーディオブック制作を実現する日本語長文AI音声制作システムを開発:https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2025/02/newsrelease250226_2.html