鳥のおはなし絵本 10周年記念キャンペーンのお知らせ (アリス館)

文芸・カルチャー

公開日:2023/6/10

2013年に『つばめのハティハティ』が刊行し、2020年に『すずめのまる』、2022年に『かるがものクッカ』が刊行しました。
10年間たくさんの方にご愛読いただき誠にありがとうございます。

鳥のおはなし絵本 10周年を記念しまして、読者プレゼントのキャンペーンを開催させていただきます。

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キャンペーン詳細

対象書籍3冊をご購入された方、もしくは既にご購入済みの方、
3冊集まった写真をtwitterかInstagramでご紹介いただいた方に下記の商品を抽選で各1名様にプレゼントさせていただきます。

※ご紹介時には #鳥のおはなし絵本 もしくは #書籍のタイトル を入れて下さい。

・つばめのハティハティ ブローチ 
・つばめのハティハティ 原画
・すずめのまる ブローチ 
・すずめのまる 原画
・かるがものクッカ ブローチ 
・かるがものクッカ 原画
・シークレットプレゼント ☆監修された川上和人先生からも手作りの品をご提供いただく予定です。☆

ブローチはかんちく先生手作り!原画は箕輪先生書下ろし!

応募期間

2023年5月10日(水)~ 12月31日(日)まで
当選者には商品の発送をもってかえさせていただきます。
※商品は選べません。どれが当たるかはお楽しみに!

対象作品

つばめのハティハティ

絵:箕輪 義隆文:寒竹 孝子

出版社からの内容紹介

嵐をこえて日本へやってきたハティハティ。女の子のつばめと出あって、5羽の赤ちゃんが生まれ、子育てにはりきりますが…

すずめのまる

絵:箕輪 義隆文:かんちく たかこ

みどころ

私たち人間と、とても近いところで暮らしている鳥「すずめ」。
電線の上や木の上、道端など、生活の中ですずめに出会う瞬間はいっぱいあります。
すずめの声がするとついその姿を探していたり、
すずめが砂浴びをしている姿を目撃できるとうれしくなる。そんな鳥好きな方も多いのではないでしょうか?

でも、それはすべて、すずめのごく一面。
すずめたちがどんな風に生まれて、どんな風に育つのか、
どんな一日を過ごしているのか、意外と知らないのです。

「すずめのまる」は、主人公であるすずめの女の子「まる」の目線で、
すずめの成長や暮らしを知ることができます。

こんな風にがんばってるんだな、こんなに苦労してるんだなと思うと、
すずめがどんどん愛おしくなってくることでしょう。
できることなら、すずめにもこのおはなしを読み聞かせてあげたいです。
きっと「わかるわかる!」と共感するんじゃないかなと思います。

絵本の最後には、森林総合研究所の川上和人さんからのメッセージが載っています。
自然の中で起こる死は、ただの終わりではなく、そこから始まるものもいっぱいあるんだ、
ただ悲しいだけじゃないんだと思わせてくれるメッセージです。
おはなしを読み終えた後、絵本を閉じる前にぜひ読んでみてください。

かるがものクッカ

絵:箕輪 義隆文:かんちく たかこ

みどころ

自然と親しむ作品が多いかんちくたかこさんと、生き物の観察が好きでリアルな描写が魅力の箕輪義隆さんのコラボ、「鳥のおはなし絵本」シリーズの新刊です。身近な鳥たちの生態を臨場感たっぷりと描いたこのシリーズ、今回は、親鳥が子どもたちを連れて歩く姿が有名なカルガモのメス「クッカ」が主人公です。

物語は、クッカが生まれてからの1年間の物語。クッカの語りで進む文章を通して、彼女の気持ちや状況がリアルに体感できます。

おはなしの始まりは春。クッカは固い卵を内側からつついて、なんとか外に出ようとします。「やっとわれた!」と見上げると、大きなくちばし。そう、お母さんです。それから、クッカはお母さんと兄弟とすぐに川に行って、泳ぎ始め、エサの食べ方などを教わり、成長していきます。

ところがクッカは、早々にお母さんと兄弟たちとはぐれてしまいます。他の鳥たちに戸惑いながら、みんなを探すクッカが出会ったのは……?

四季折々の美しい水辺の様子を感じながら、やがて独り立ちし、お母さんになるクッカの姿を通して、「生きる」ことの本質を感じられます。