早川書房が50%OFFセールを開始! 伊藤計劃作品や逢坂冬馬作品など、約1000タイトルをKindleで年末年始セール中
PR 公開日:2024/12/27
「奇跡の9連休」と呼ばれた年末から新年にかけての大型連休。帰省や旅行先でノンビリ過ごすにはやはり読書は外せない。また、外出先で読書をするには紙の本とあわせて電子書籍も選択肢の一つとしてチェックしておきたい。
なかでも早川書房では定期的にkindleでセールを実施しており、12月27日から来年1月9日まで行われる年末年始は国内小説作品と国内外のノンフィクションの電子書籍を対象に、なんと50%OFFというお得なセールが行われる。
ノンフィクションなどが50%OFF! 早川書房 Kindle年末年始セール
https://www.hayakawa-online.co.jp/topics/detail/153
対象となる作品は約1000タイトルとかなり大きなセールである今回、その中からいくつかのタイトルをピックアップして紹介したい。
いま読んでおきたい注目作家
まずは2025年1月15日に発表となる第172回直木賞の候補作となった『虚の伽藍』(新潮社)の著者・月村了衛氏の作家デビュー作『機龍警察〔完全版〕』。近未来の日本を舞台に、パワードスーツである近接戦闘兵器「龍機兵」を擁する警視庁特捜部を描いた機龍警察シリーズは、派手なアクション小説とともに警察組織の内部を描く骨太な警察小説だ。本作で一躍冒険小説作家として注目された著者による確かな筆力を堪能できる本作は『機龍警察〔完全版〕』などがセール対象。一気読み必至のエンタテインメント小説である。
先日待望の文庫化で話題の『同志少女よ、敵を撃て』の著者・逢坂冬馬氏のデビュー二作目『歌われなかった海賊へ』もオススメだ。1944年ドイツ、ナチ政権下の青少年組織ヒトラー・ユーゲントに反抗して自然発生したグループのひとつ「エーデルヴァイス海賊団」の少年少女たちを描く。本作は前著から変わらずの圧倒的なリーダビリティとともに戦時下での弱者、若者文化などにまで目を向けた戦争小説として稀有な作品である。
今回のセールで外せないのは2024年10月で生誕50周年を迎えた故・伊藤計劃氏の著作だ。
2009年に夭折した伊藤計劃氏は2006年のデビュー作『虐殺器官』で注目され、第二作『ハーモニー』とともにゼロ年代を代表するSF作家として知られる。この長篇二作のほか、短篇集『The Indifference Engine』、生前のブログ記事をまとめた『伊藤計劃記録(Ⅰ・Ⅱ)』、そして映画評論の『Running Pictures―伊藤計劃映画時評集1』、『Cinematrix―伊藤計劃映画時評集2』など早川書房での著作すべてが今回セール対象となっている。これら伊藤計劃氏の作品や著作たちは今なお読み継がれるべき作品としてぜひおすすめしたい。
充実のノンフィクション
毎年ノーベル賞が発表されると、気がつけばなにがしかの部門で受賞者の著作を刊行しているのが早川書房である。そして2024年もまたノーベル経済学賞を受賞したマサチューセッツ工科大学のダロン・アセモグル教授とサイモン・ジョンソン教授、シカゴ大学のジェイムズ・A・ロビンソン教授の三人の著作が早川書房から発売されていた。今回のノーベル賞受賞の理由は、「国家間の所得格差を縮小する課題を解決するためには社会制度が重要であると三人が実証した」というもので、著作である『国家はなぜ衰退するのか 権力・繁栄・貧困の起源(上・下)』(ダロン・アセモグル、ジェイムズ・A・ロビンソン著/鬼澤忍訳)と、技術革新や産業革命によって生産性は飛躍的に増大すると社会的不平等も増大する関係を解明した『技術革新と不平等の1000年史(上・下)』(ダロン・アセモグル、サイモン・ジョンソン著/鬼澤忍、塩原通緒訳)は、ノーベル経済学賞受賞理由である社会制度と経済の関係を解明した二作品である。今回のセールを機に腰を落ち着けて読みたいノンフィクションの筆頭だ。
最後に筆者個人的に2024年に読んでいて推したいのが『ソース焼きそばの謎』(塩崎省吾)である。本書は庶民の料理として親しまれ、あまりに親しまれすぎて顧みられることさえされてこなかったソース焼きそばのルーツとその正体を記した一冊で、ソース焼きそばが単なる食卓のいちメニューだと思って本書を読み進めると、驚くべきことに江戸幕府と列強とで締結した不平等条約で知られる安政五か国条約(日米和親条約)まで遡る。また戦後の食糧難とGHQによる食料政策がソース焼きそばに大きな影響を及ぼしていたことなど、ソース焼きそばを知ることで近代日本の食の風俗史としての一面が眼前に広がり、知的好奇心を強く刺激するエキサイティングな一冊である。
約1000タイトルもの国内小説、国内外のノンフィクションが50%OFFという今回の早川書房の電子書籍セ―ルは、読者の琴線に触れる作品が必ずや見つかるはず。
この冬の読書に向けてぜひチェックして欲しい。
国内作品、ノンフィクションなどが50%OFF! 早川書房 Kindle年末年始セール
12月27日から2025年1月9日まで
https://www.hayakawa-online.co.jp/topics/detail/153