ママたちの間で「泣ける!」と話題に! 育児の悩みをぶっとばす言葉の数々
公開日:2017/2/10

親は初めから親ではない。子どもが生まれて“親に”なり、“親と”なっていく。そんな育児に苦闘するまっただ中の母親から出た言葉だからこそ、同じ育児世代の心を揺さぶることがある。
『子育て奮闘中の母ちゃんドクターが書いた 「男の子ママ」の悩みをぶっとばす言葉』(須藤暁子/KADOKAWA)の著者は、2歳と4歳の男の子に手を焼くワーキングマザー。育児の日々を綴ったブログ「Dr.須藤暁子の読むおくすり」は、1日20万PVを超える人気ぶりだ。本書は医師として働く著者が、育児に奮闘する中で紡ぎ出した言葉をまとめており、それらが多くの母親の共感や感動を呼んでいる。
「母ちゃんドクター」が“親となる”過程で紡ぎ出した言葉の一部を抜粋で紹介したい。
(本書22ページ)
男の子は「ハナクソ」を主食にしている
…ちりも積もれば山となる。男の子は日々こうやってウイルスへの抵抗力を高めているのですね。
(本書30ページ)
木の棒は「金の延べ棒」、小石は「ダイヤモンド」ほどの価値
…お金の価値をしらない子どもだからこそ、モノの本当の価値が見抜ける!?
(本書65ページ)
「赤ちゃん」と「お母さん」は、ついこの前、同じ時刻に生まれたばかり
…子どもの誕生日は、「お母さんとしての誕生日」でもある。すてきな視点ですね。
(本書68ページ)
君たちが生まれてくれた証拠が、今のあたしだ
…自分を見失いそうなときにこそ、我が子の顔を見たくなりますね。
(本書82ページ)
ウチが汚いんじゃない。散らかすのが仕事の人がいるだけ
…そうですね! よく遊び、よく食べて、よく散らかすのが、子どもの仕事。
(本書89ページ)
どうでもいい人の言葉で心が揺さぶられるのは、時間も思考も表情も、もったいない
…節約できた時間や余裕を育児にまわすことができたらいいですね。
(本書117ページ)
パパの背中を見て成長しなさい。ママのおなかに飛び込んで安心しなさい
…パパの背中とママのおなかに挟まれる幸せ!?
(本書120ページ)
疲れちゃって苦しいときは、「やーめたっ」って、大きな声で言ってごらん。私は、こうしてよく「親」をやめます。なんにもしないで、「子ども」になる
…親だって元々は子どもだったんです。
頑張りすぎるでもなく、開き直るでもなく、少しだけ力を抜いた母親の等身大の言葉。
著者は、これらが育児に悩む母親の“おくすり”になることを願っている。
文=ルートつつみ