『とりこしふくろう』(滑川まい/白泉社) 思いやりは、想像力だ。誰かに優しくしたいと思ったら、自分がしてあげたいことでなく、相手がされて嬉しい、ためになることを…
文芸・カルチャー
2017/8/8
『定本昔話と日本人の心』(河合隼雄:著、河合俊雄:編/岩波書店) 海外の昔話の定型には、「男性が困難を乗り越え、女性と結婚する」というハッピーエンドが多い。一方…
文芸・カルチャー
2017/8/8
8月に入りいよいよ夏本番!うだるような暑さに嫌気がさしてしまいますが、そんなときは“妖怪をテーマにした小説” に涼を求めてみてはいかがでしょう? 8月8日は「妖怪の日…
文芸・カルチャー
2017/8/8
『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない』(伊集院静/集英社文庫) 『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない』(集英社文庫)は、直木賞作家・伊集院静…
文芸・カルチャー
2017/8/8
『食べるだけでレベルアップ! ~駄女神といっしょに異世界無双~』(kt60/KADOKAWA) 近年、アニメや漫画、ラノベで大量発生している異世界転移もの。主人公がある日突然…
文芸・カルチャー
2017/8/7
『かがみの孤城』(辻村深月/ポプラ社) 作家・辻村深月の到達点にして最高傑作と呼び声高い『かがみの孤城』(ポプラ社)。学校に行けなくなった7人の中学生が、狼面をつ…
文芸・カルチャー
2017/8/5
「信じてみたい 幸せを招く世界のしるし」 ■繊細な銅版画で表す、現実と理想がともにある世界 茶柱が立ったら幸運、黒猫が前を横切るのは不吉の前兆といった、昔から伝わ…
文芸・カルチャー
2017/8/5
『レッド・クイーン』(ヴィクトリア・エイヴヤード:著、田内志文:訳/ハーパーコリンズ・ ジャパン) 自分の身体のなかにはどんな血が流れているのだろう。自らの血筋を…
文芸・カルチャー
2017/8/5
『言の葉の庭』(原作:新海誠、著:加納新太/KADOKAWA) これまで数々の新海誠作品をノベライズしてきた加納新太の最新ノベライズ『言の葉の庭』が、2017年8月2日(水)…
文芸・カルチャー
2017/8/4
『烏に単は似合わない』(文藝春秋) 松本清張賞を史上最年少の20歳で受賞した阿部智里さん。デビュー作『烏に単は似合わない』(文藝春秋)に端を発する和風ファンタジー…
文芸・カルチャー
2017/8/3
『まけるのもだいじだよ にじいろのさかな』(著:マーカス・フィスター、訳:谷川俊太郎/講談社) 世界で3000万人に愛されている大ベストセラー絵本「にじいろのさかな」…
文芸・カルチャー
2017/8/3
7月15日から、ポプラ社による企画展「こどもと本が出会う場所」が、神保町のブックハウスギャラリーで開催されている。創業70周年のあゆみを記した年表と共に、自社が発行…
文芸・カルチャー
2017/8/3
『ママがおばけになっちゃった!』(のぶみ/講談社) 2015年の刊行以来、わずか2年で驚異的な記録を作っている大ヒット絵本『ママがおばけになっちゃった!』は、続編の『…
文芸・カルチャー
2017/8/2
『ナースコール!――こちら蓮田市リハビリテーション病院――』(川上途行/ポプラ社) 「リハビリには興味ないから、この小説は面白く読めないんじゃないかな?」と思った方…
文芸・カルチャー
2017/8/2
『茉莉花官吏伝皇帝の恋心、花知らず』(石田リンネ/KADOKAWA) 「本気になるのが怖い」――『茉莉花官吏伝皇帝の恋心、花知らず』(石田リンネ/KADOKAWA)の主人公、晧茉莉…
文芸・カルチャー
2017/7/31
『カニバリズム論(ちくま学芸文庫)』(中野美代子/筑摩書房) カニバリズムとは、人が、人の肉を食べる行動や習慣のことである。人類史上最大のタブーといわれ、誰しも…
文芸・カルチャー
2017/7/29
『おなみだぽいぽい』(ごとうみづき/ミシマ社) ■「大人のみなさんへ」 毎日忙しく働いている大人のみなさん、最近泣いたことはありますか?我慢して、つらい気持ちに蓋…
文芸・カルチャー
2017/7/29
『パドルの子』(虻川枕) 応募総数694作の中から選ばれた第6回ポプラ社小説新人賞受賞作『パドルの子』(虻川枕)。最終選考に残った5作の中から「粗削りだが企みのある…
文芸・カルチャー
2017/7/29
『おまえのすべてが燃え上がる』(新潮社) 人生の幸や不幸は何で決まるのだろうか?結婚、財産、仕事、友人、答えは十人十色だろう。だが、一ついえるのは、答えが分かる…
文芸・カルチャー
2017/7/29
『十歳までに読んだ本』(西 加奈子、益田ミリ、杏 ほか全70名/ポプラ社) 私たちの人生の「根っこ」を作り出しているのは、子どもの頃に大切に読んだあの物語だ。ドキド…
文芸・カルチャー
2017/7/29
『間取りと妄想』(大竹昭子/亜紀書房) 人は、人生で何回くらい間取り図を見る機会があるだろうか。初めてのひとり暮らし、同棲、結婚、離婚、転勤……、間取り図を見なが…
文芸・カルチャー
2017/7/29
『デンジャラス』(中央公論新社) 『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』…。名作を次々と生み出した文豪 谷崎潤一郎の原動力はどこにあったのか。桐野夏生さんによる最新刊『デ…
文芸・カルチャー
2017/7/28
悪い女が跋扈する世の中だ。しかし、松本清張によって描かれたこの女以上の悪女など存在するのか。不朽の名作『黒革の手帖』の主人公・原口元子。テレビ朝日系でドラマ化…
文芸・カルチャー
2017/7/27
東京都千代田区神田神保町。かねてより、全国的に“古書店街”として広く知られる一角である。今でも街中を歩いてみると、表通りや路地にはたくさんの古書店が並んでいる。…
文芸・カルチャー
2017/7/27
『キッズファイヤー・ドットコム』(講談社) 哺乳瓶から白い液体を必死に嚥下しつづける生あたたかい小さな存在が、だんだんと人間とは思えなくなっていく。三時間ごとに…
文芸・カルチャー
2017/7/27
〈春は化け物。二年生になった初日の朝、水無月中学の生徒たちは、こぞってこの化け物にやられていた〉。第6回ポプラ社小説新人賞の選考会をにぎわせた、この書き出しから…
文芸・カルチャー
2017/7/25
『怪物学抄』(山村浩二/河出書房新社) 「頭山」で日本人初、アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた世界的アニメーション作家であり、絵本作家である山…
文芸・カルチャー
2017/7/24
『インタビュー』(木村俊介/ミシマ社) テレビや新聞、雑誌、インターネットなど、あらゆる媒体で日々目にするインタビュー。取材対象者が元々知っていた著名人であれば…
文芸・カルチャー
2017/7/24
『ボクたちはみんな大人になれなかった』(燃え殻/新潮社) 昔の恋人や、かつて好きだった人とSNS上で偶然再会し、公開されている範囲の投稿をこっそり覗いたことがある、…
文芸・カルチャー
2017/7/23
1996年の発売以来、現在に至るまで多くのファンに読み継がれてきた『空想科学読本』シリーズ。近年では小学生向けの角川つばさ文庫『ジュニア空想科学読本』も大人気だ。 …
文芸・カルチャー
2017/7/22