誰でもお金持ちになれる法則があるってホント? 借金王から億万長者になった思考のチェンジ

ビジネス

2020/7/2

すごい!お金持ちチェンジ

著:
出版社:
KADOKAWA
発売日:

 お金持ちになりたい! それも、愛があふれる幸せなお金持ちになりたい。
 10年前まで借金まみれで土下座をする生活から、現在は億万長者として自由に毎日を過ごす森瀬繁智さん。森瀬さんは、人生の実験を繰り返した結果「お金持ち」や「幸せ」になるにはある一定の法則があると言います。『すごい!お金持ちチェンジ』(KADOKAWA)の出版に伴い、どのように思考をチェンジすればお金持ちになれるのか、お話を聞きました。

自分の才能を活かせる場所で儲ける

――ズバリ、お金持ちになるために、まずはじめに何をすれば良いでしょうか。

森瀬繁智さん(以下、森瀬): お金持ちに会うことでしょうね。お金持ち関連の本やブログもたくさん出ているので、興味を持った人のセミナーや講演会に参加したり、オンラインサロンに入ってみたり。そもそもブログは無料で読めるのに何で読まないの? って思います。お金持ちはわざわざ下まで降りてこないので、チャンスは自分でとりにいかないと。

 また、お金持ちになれない理由として、「できればお金持ちになりたい」と「できれば」を隠語として使っていることです。たとえば「できれば」今年中に結婚したい、も同様です。結婚することが夢で、計画になっていないからブレるんですよ。
お金持ちになるのが夢なのか、お金持ちになる! と自分の中で契約するのか。言葉ひとつでその後の展開が変わってきますよ。

――ご著書の中に「お金持ちはラクして儲けることが当たり前だと思う」とありますが。

森瀬: 何もしなくて儲かるわけではなくて、自分の才能を活かせる場所で儲けるということです。僕はコミュニケーションをとったり大勢の前で話すことが好きですが、うちの奥さんはあがり症。もし奥さんの仕事が講師だとしたら、苦労して儲かるんですよね。でも僕はラクして儲かるし、喜んでもらえる人を相手にできます。天才とは誰よりも苦労した人ではなく、誰よりも輝ける場所を探した人なんです。

 今の時代は、SNSで発信すればどんなことが喜ばれるか反応が分かるし、個人ブランドがどんどんできますよ。もし、自分がどんなことが好きか分からないという人は行動や情報量が少ないのかもしれません。

愛もお金も同時に手に入れる

――ご著書には「愛かお金かのどちらかを選ぶのではなく、両方とも手に入れる方法を考える」とありますが、2つ同時に得られるものなのでしょうか。

森瀬: 愛とお金はセットですよ。愛とお金を比べること自体「食事より睡眠だよね」とか「手より足だよね」と言っているような違和感があります。そもそも人は、愛とお金、もしくは人間関係と経済活動を学ぶために生きているので、どちらかを外すと不幸になってしまいます。

 たとえばビジネスは相手が望むことを理解しないと難しいし、相手の希望を叶えてあげるには愛が必要。一方、お金持ちになれない人は「お金より愛だよね」と言うけれど、愛を維持するためにお金を稼ぐので、そもそもが逆なんです。

――女性の場合、男性よりも仕事ができたり、パートナーより多忙だとどこか気を遣ってしまう人もいそうです。

森瀬: そういう人って自分は男性より稼いじゃいけないと思っているんですよね。でも、ほとんどの男性が自分より稼いでもいいと思っているし、仕事が多忙ならはじめに確認すればいいんですよ。「私はこういう働き方をするけど、どう思う?」と。最初の段階で確認すると後がラクですが、年齢を重ねるほどビビってしまい言えなくなってしまう…。パートナーと良い関係を築くには「確認、感謝、期待しない、金」の4Kが大事ですが、言わなくても分かってるだろうは通用せず、お互い確認し合わないと分からないですよね。

――無意識なメンタルブロックがあるのかもしれませんね。

森瀬: メンタルブロックに気付くには、自分が理想としている人に会って話を聞いてみるとか、人の言動や行動に疑問や興味を持つことですね。その発想はなかったな、という人と話してみるのもいいでしょう。メンタルブロックが外れるときに出る言葉は「あ、こんなんでいいんだ!」です。

ありのままの意味をはき違えない

――ご著書には「誰と付き合うかが大事で、ありのままの自分でいられる人と付き合うことを習慣にする」とありますが、ありのままの自分でいいのかな、と思ってしまいそうです。

森瀬: 勘違いされやすいのですが「ありのまま」と「そのまま」は違います。よく「そのままのあなたでいいよ」と言う人がいますが、それが嫌だからカウンセリングを受けたり人に相談するんですよね。「そのまま」というのは世の中に染まっていく生き方で、社会に文句を言われないぶん、自分に文句を言われる生き方。

 それに対して「ありのまま」は、もし自分が死ぬとしたら、自分の子ども(いてもいなくても)に、どういう生き方をするか、伝えるイメージをすると分かりやすいです。僕の場合は「お前が楽しいと思ったことを選んで生きろ」と伝えますが、それは「楽しいことをする」のが僕のありのままだからです。

 相手によって態度を変えるのではなく、自分が自然体でいられる人と一緒にいるほうが絶対楽しい! ありのままの自分を見せて去って行くようなら、もっと素敵な人がいるということですから。

――ありのままの自分でいつつ、相手に対しても褒めること、大切に扱うことも大事とありますね。

森瀬: 成功する人は共通して褒め上手ですね。人生がうまくいかない人は「人の悪いところ」を探し、うまくいく人は「人の良いところ」を探すのがとても上手。全員に好かれる必要はないですし、お金持ちはどんな人と付き合わないかをハッキリ決めています。ただ、会社員の立場や仕事の繋がり上、苦手な人から逃げられないことも多々あるでしょう。それなら相手を褒めたほうがいいと思うんです。

――人を褒めることって、意外とできていない人が多いのでしょうか。

森瀬: 多いですよ。褒めることなんてタダなのに。自分に嘘をついて喋っている人は、これを言っても嘘だとバレると思うのかもしれません。照れて褒められないと言う人もいますが、それ以上に自分が褒められたときに、その人のことを信用していないのでは。

 人は、誰しも人から認められたいという承認欲求を持っています。しかし、相手には期待するのに人のことは褒めないんですよね。だからこそチャンスなんです。人を褒めたらすぐに上にいけますし、自分のことを褒めてくれた人には、基本的には悪くしませんよ。

人生は実験の旅

――ところでなぜ、お金持ちになりたいと言いつつなかなか行動を起こさなかったり、すぐに諦めてしまう人が多いのでしょうか。

森瀬: 僕なんて1日で10人にフラれていますからね(笑)。独身時代、英会話スクールに通っていたころに、知り合いから映画のチケットを2枚貰ったので、誰かを誘おうと思い、朝の10時から夕方17時まで、授業が終わる度にいろいろな人に声を掛けたんです。しかし誰も誘いに乗ってくれず、結局17時になって事務員さんが出てきて、「私なら映画に付き合えるよ」と言ってくれて。実は、その女性が一番かわいい女性だったんです。

――1日に10人にフラれるインパクトは大ですが! それだけ行動し続けているということですものね。仕事に関しても同じでしょうか?

森瀬: そもそもお金持ちは1回で成功するとは思っていません。もちろん成功したらうれしいですが、改良しながら進めています。たとえば野球の場合、まずは1回球を打ってみること。そこで5cmずれているとわかれば、直せばいいだけじゃないですか。それなのに、みんなは1発目から当てようとするんです。中には「やってみたけれどうまくいかなかった」と言う人がいますが、どれくらいやってみたか聞くと、ほとんどの人は1、2回しかチャレンジしないで止まっていますね。

 僕はクライアントさんからビジネスでも仕事でも「これはどうですか?」と相談されると、相談する過程でかなり考えてきた上での話でしょうから、よほど間違っていない限り、「とりあえずやってみたら? どうせ、うまくいくから」と伝えています。

 たとえば起業の確率が5~10%だと考えたとき、「10%成功するということは、10人に1人しか成功しない」と思うのか、「10回やれば100%成功するのか」と思うのか、そこが成功の分かれ道ですよね。やった分だけ経験値は上がりますし、人生は実験の旅なんですよ。

――最後に読者に伝えたいことはありますか。

森瀬: まずは3カ月限定でもいいので、自分の人生に対して本気になってみてください。動いてみると、見えてくる景色が変わりますから。僕に会いに来るでもいいし、これだけ勉強したと思えるものでもいい。中途半端な生き方は中途半端な人生になってしまうんです。

 お金持ちは流れに乗っていますが、普通の人は流れに乗っているのではなくて流されているし、流されるのは自分の人生を生きていないから。
 僕はコロナで2000万円の損害に遭っていますが、文句は言わないですよ。

 また、皆さんがお金持ちと思う金額はいくらでしょうか? そのときに月収でも年収でもいいので、自分がニヤける数字を言ってみてください。たとえば月収100万円稼いでいる私、いいなぁって。ニヤけるというのは、潜在意識のもっと深いところに入り込み、次へのステップが早いんです。喜びの先どりになります。中には月収100万稼いだことがないと、100万円稼ぐイメージするだけなのに遠慮してしまう人がいます。100万円ももらったら、人にマウントしたり嫌われてしまうと思ってしまうのでしょうか…。

 僕は独身時代ずっとモテなくて、奥さん以外と付き合ったことがないんです。でも、フラれ続けたときでさえ、自分は今幸せを溜めている期間だし、その幸せがどこかで山積みされているんだと思っていました。そうなると諦めないんですよ。今までお金がないと言っていた人も幸せが溜まっているはずです。人生の実験の旅を楽しみながら、お金も愛も手に入れましょう。

取材・文:=松永怜  写真=Ayako Saito

【著者プロフィール】
森瀬繁智(もりせ・しげとも) お金の気持ちと成幸のコンサルタント。一般社団法人お金の気持ち研究所代表理事。株式会社WaLife代表取締役。 5歳のとき事故で脳を負傷したが奇跡的に助かり、それから性格がめちゃくちゃ明るくなる。長崎と東京のデュアルライフを満喫、旅費だけで年間2000万円超えのハーフリタイヤ生活を送る。個別セッションは「1回の受講で人生20年分を飛び越える効果が出る」と話題。クライアントの長年の思い込み(ブロック)を笑いで一刀両断。そのアドバイスは予想のはるか斜め上から飛んでくると言われる。月商7桁、8桁超えのクライアントを多数輩出中。海外セミナー(ドバイ、ハワイ、ラスベガス、香港、マカオ、シンガポール、バリなど)も大盛況。著書に『お金持ちスイッチ、押しちゃう?』『LOVE&MONEY』(ともにマキノ出版)、最新刊『すごい!お金持ちチェンジ』(KADOKAWA)がある。

この記事で紹介した書籍ほか

すごい!お金持ちチェンジ

著:
出版社:
KADOKAWA
発売日:
ISBN:
9784046048998