『サザエさん』七夕のお願い事には“あるルール”があった!? 豆知識に「初めて聞いた」「本当の意味を学べる」と反響!

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公開日:2022/7/10

サザエさん
サザエさん』14巻(長谷川町子/朝日新聞出版)

 7月3日の『サザエさん』では、七夕にまつわるエピソードが放送。本来の七夕の習慣が明らかになり、視聴者からは「初めてきいた風習」「本当の意味を学べる日本を代表する教育番組」などと反響があがっている。

 話題になったエピソードは、作品No.8437「七夕の願いごと」。七夕が近づき、短冊に願い事を書く子どもたち。ワカメは「かわいい文房具が欲しい」、カツオは「おこづかいアップ」をお願いするが、これを見た波平は間違っていることを指摘。波平曰く、そもそも七夕は織物をお供えして豊作を祈る行事だったことを説明した上、「それが編み物が上手くなりますようにと祈るようになり、今はなにか“上達したいこと”を祈るようになったんだ」と由来を明かす。そこでワカメは、「習字が上手になりますように」と書き直し。一方のカツオは書いたら努力しないといけないからと書くのを辞めてしまう。

 後日、野球で強豪チームと対決することになり、はなから諦め気味のカツオだが、サザエからのアドバイスもあり短冊に「いつもの野球をみんなでする」と書く。試合当日(七夕の日)、「昔から七夕にはそうめんを食べる習慣があるんだ」「食べると1年健康でいられるという言い伝えがある」として、“スペシャルそうめん”が食卓に。結果、やはり大差で負けてしまったものの、カツオはチームメイトたちと「負けたけど、いつもの野球が出来たぞ! わーい!」と手を取り合って喜ぶのだった。

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 七夕の由来や、お願い事は“上達したいこと”を書くこと、またそうめんを食べる風習があることをエピソードのなかに取り入れた内容に対し、視聴者からは「サザエさんは七夕の願い事について本当の意味を学べる日本を代表する教育番組でした」「え? 七夕にそうめん食べると良いって言い伝えがある? 初めてきいたわ」「七夕に素麺食べるのが風習なの今知った」「そうだった、七夕はただの願い事じゃなくて何か上達したいことを短冊に書くんだった。サザエさん、季節行事の文化とか風習を伝えるのに良いな」など感心する声が多くあがっている。

 読者のみなさんは、なにをお願いしただろうか。

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