Twitterで大バズリの話題作! 最新2巻は名物師匠爆誕!? ライバルキャラも登場で「王道展開が目白押しでめちゃくちゃ面白い!」の声も

マンガ

公開日:2023/7/8

ラプソディ・イン・レッド
ラプソディ・イン・レッド』2巻(あみだむく/白泉社)

 漫画家・あみだむく氏が手掛けるクラシック青春譚『ラプソディ・イン・レッド』(あみだむく/白泉社)最新2巻が、2023年6月29日に発売された。同作はTwitterで大バズリした、青年コミック誌『ヤングアニマルZERO』の連載作品。最新刊では一癖も二癖もある新キャラクターが登場し、物語は新たな展開へ突入するようだ。


 同作の主人公は、正義感が人一倍強い男子高校生・大河寅雄。どのくらい正義感が強いのかというと、カツアゲや路上生活者狩りが行われている場面に出くわすと見過ごすことができないほどだ。見過ごせないから間に割って入り、喧嘩にまで発展し、最終的には警察の世話になってしまう。そのため周囲からは「いつもトラブルを起こす問題児」と誤解されている。

 だが寅雄は誤解を解こうとせず、むしろ受け入れている様子。彼の胸の内には、常に「誰にもわかってもらえない」という諦めがあったからだ。その諦めは周囲の人間だけでなく、血の繋がらない母親との溝も生んでしまっていたが、あるとき近所に住むピアニストの治郎に促されて触ったピアノによって寅雄の人生は一変する。

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 そして治郎のもとでピアノを学ぶうちに、寅雄は正しいと思ってしたことがわかってもらえないもどかしさをピアノで昇華していくのだった。

 第1巻で寅雄は、コンサートでの演奏を通じてますますピアノを弾く喜びを知る。そして治郎の助言を受けて音楽の道に進むことを決意するも、見学しに訪れた大学で変人ピアニスト・兎山と散々な出会いを果たしてしまう。

 続く2巻では、寅雄の剥き出しの才能が兎山の琴線に触れ、エリート音大生・瑠音とコンペ対決をする展開に。瑠音は“とある理由”から寅雄を激しく敵視しているのだが、はたしてその理由とは――。

 さっそく最新刊を読んだ人からは、「変態ピアニストとのトレーニング、ライバル登場の初コンペ…と、てんこ盛りの一冊。ここまでアツい作品は久々かも」「ページをめくるたびに胸が躍る。とくに兎山の変人ぶりが最高です(笑)」「兎山先生好きだわー。素敵な変態さん」「新キャラの瑠音ちゃんが可愛い。過去一で好きなキャラクター」「連載当初は不幸過ぎる展開ばかりだったけど、2巻からライバル登場、演奏対決などの王道展開が目白押しでめちゃくちゃ面白い!」「寅雄がどんどん成長していく姿にめちゃくちゃ青春を感じる」「才能で最強になっていく主人公が好きな人はマジで読んでほしい」といった声が続出していた。

 新キャラクターが続々と登場し、寅雄の世界はさらに広がっていく。さまざまな出会いを通して彼はどのように変わるのか、寅雄のこれからの成長を見守ってほしい。

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